エンデュアランス号漂流
今日は久しぶりに経営者の方に読んでもらいたい本の紹介です。10年以上前にBCGの同僚でイギリス人のDavid Deanという友人から読めと言われてもらった本ですが、英語版のために読まずにいたら、幸いなことに2001年になって日本語版が出ました。早速読んでみましたが、とんでもない話でした。紹介するのが10年も経ってしまっているのはご愛敬です。
中身はアルフレッド・ランシングという人の書いた南極大陸探検隊を襲った悲劇と奇跡の生還について書かれたノンフィクションです。しかし、全編アーネスト・シャクルトンという一人の男のリーダーシップについて書かれた本と言っても過言ではありません。
とにかく絶望的な状況の中でリーダーとはどうあるべきかを教えてくれるストーリーです。
一言で言えば、そうした状況でリーダーに求められるものは、教科書に書かれているような格好良いあるいはきれい事のリーダーシップではなく、「信念」であり、「忍耐」であり、「自信」であり、「実行力」と言うことになります。しかし、こう言い切ってしまうのがはばかられるほどの壮絶なリーダーシップであり、こんなことが現実に起きたのかという驚きです。
自分がシャクルトンの立場に置かれた時に、どこで挫折するだろうか、考えてみるのも面白いと思います。
小説より面白いです。私が保証します。
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