2009年12月 5日 (土)

ドバイの風

先週土曜日の日経新聞にアラブ首長国連邦のドバイの資金繰りが悪化し、それが世界的株安を引き起こしたという記事が載っていた。その後一週間でその影響は世界中に伝播している。リーマンショックの時もそうだが、崩壊まではじわじわと進んでなかなか倒れないくせに、いったんダメになった後の影響はあっという間に他に伝染する。

実は1年ちょっと前にドバイを訪問したときに既にバブルは崩壊し始めていた。それを肌で感じたし、どうして現地の人はこの繁栄がずっと続くと信じているのだろうと不思議に思った。それは以前のブログ「ドバイの不思議を見て頂くとよく分かる。
しかし、それが実際に経済危機に発展するまで1年以上かかったことは、大変興味深い。バブルの輪の中にいると、ついついもう少し大丈夫と思ってしまうのであろう。20年前の日本のバブルの時には、私自身が日本にいたためにその崩壊を予測できなかった。正確に言えば、いつか来るかも知れないが、今ではないと思い続けてしまったのである。
岡目八目とは言い得て妙である。

今回の日経の記事では相変わらずショッピングセンターでは人手が多く賑わっていると書いてある。一方で、投資はストップし、不動産開発は中断しているともある。日本のバブルが崩壊したときと同じ現象だ。
当時日本にやってきた外人の友人たちが、六本木や渋谷を訪問しては、私にどこが不景気なんだと問い詰めたのを思い出す。庶民は強い。あるいは実需は底堅いと言うことであろう。

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2009年11月16日 (月)

女性の時代

昨日、私がお手伝いをしているNPO法人HANDSの理事会が開催された。
何度かブログでも紹介しているが、主に母親と子供の保健医療に関して、世界中で活動して言うNPOだ。

代表は大阪大学教授の中村先生で、事務局長も横田さんという男性だが、残りの主要スタッフは圧倒的に女性が多い。

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理事会で活動状況を報告する女性スタッフ

昨日初めて会ったスタッフの人もHANDSに入る前は海外青年協力隊でアフリカのニジェールに2年間いたという。私が行ったこともなければ、どこにあるかもよく知らないような国にで2年間も活動していたと言うだけ会って、大変しっかりした女性だった。それ以外の女性スタッフも多くが海外経験者だ。

また、現在HANDSが海外で保健医療普及のために活動している国もケニア、インドネシア、スーダン、ホンジュラスなど発展途上国が圧倒的に多い。どちらかと言えば、危険な国や地域と言っても過言ではないようなところが多い。もちろん安全には配慮して活動しているとは、こうした地域に進んで赴いていくのは女性が圧倒的というのは考えさせられる。
発展国のエジプトやブラジルでも活動しているが、そうした場合も大都市圏ではなく、地方である。

女性の力強さ(あるいは生命力と言ったら言い過ぎか)に驚くと同時に、これだけ実力も度胸もある女性を十分活用できていない日本の大企業はちょっと情けないなと思った。

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HANDSのAnnual report(表紙と裏表紙)

クリックすると詳細な内容をPDFファイルで読むことが出来ます 

「HANDSreport001.pdf」をダウンロード

「HANDSreport002.pdf」をダウンロード

「HANDSreport003.pdf」をダウンロード

また、HANDSの活動を支援いただける企業や個人の方を募集していますので、興味のある方は是非ホームページをご覧ください。

HANDS

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2009年10月28日 (水)

うれしい便り

モンゴルに行ったときにお世話になった日本語ガイドさんのAzaaさんからカードが届きました。

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文面には
[内田さん お父さんへ
モンゴルのアザーです。
お誕生日おめでとうございます。」
以下省略
と書かれています。私の誕生日を祝ってくれるカードです。

彼女はモンゴル人ですが、とても賢い上に日本語が上手で、我々のツアーは大いに助けられました。我々が訪問する直前に家族に不幸があって、普通なら仕事など出来ないときにもかかわらず明るく、我々の面倒を見てくれました。一緒に行ったメンツはみんな彼女のファンになりました。

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チンギス・ハーンの巨像の前で一緒にとった記念撮影
 

私は彼女から日本のお父さんと呼ばれていますが、日本の空から彼女の活躍と成長を見守ってあげると約束してきました。
いつか彼女が日本に来たときには、モンゴルに一緒に行った連中と大騒ぎをして歓迎したいと思っています。

私はこうした、ありふれてるかも知れないが、忘れがたい人と人との出会いが好きです。

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2009年10月20日 (火)

座右の銘

前回清水エスパルスが首位に躍り出た話を書いたが、あっという間に4位に転落した。土曜日に試合がなかったエスパルスは、上位チームの星のつぶし合いや引き分けもあり、日曜日に勝てば首位安泰の状況だった。

ところが、ところが最下位の大分にまさかの逆転負け、絵に描いたような転落劇である。これまで13試合負けなしだったのに、よりによって最下位チームに負けるとはエスパルスらしい話だ。

私の大好きな言葉に、得意澹然・失意泰然がある。中国の明時代の六然という文章の中に登場する言葉であるが、リーダーたるもの絶頂期にあってもおごらずゆったりとしていることが大事で、一方でうまくいかない失意の時でも変にどたばたせずに悠々としていることが大切といったような意味だ。私がBCGのリーダーになったときに義父が贈ってくれた言葉で、それ以来座右の銘としている。

別にエスパルスが首位に立って驕ったとは思わないが、何となく情けない三日天下のリーダーだったな。

実は「得意澹然・失意泰然」という言葉を求められて時にこの字を書きたいのだが、澹の字が難しくて、いつも躊躇してしまう(我ながら情けない)。

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2009年10月14日 (水)

日経ジャック

先週金曜日の日経新聞広告企画に私のインタビュー記事が載りました。ご覧になった方も多いかと思います。
実は同じ日に発売になった日経ビジネスにも同様の記事が載っています。
私も何度となく、日経新聞や日経ビジネスに取り上げてもらっていますが、同日に載ったのはこれが初めてです。しかもほぼ同じ内容です。これは日経新聞社と日経BP社が共同で、ネットも含めたキャンペーンをやったからです。

日経新聞や日経ビジネスの記事はこちらに載せられませんが、同様な記事というか少し長めのインタビュー記事がネットで見られますので、興味がある方はそちらをどうぞ。
http://www.nikkei.co.jp/value/vol2/1-1.html


最近、ちょっと悲しいことがありました、少し落ち込んでいます。

でも、今日1冊目の本の原稿が私の手元離れました。11月上旬発売です。また、詳しく紹介するので、是非読んでみてください。



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2009年10月 6日 (火)

清水エスパルス1位浮上

本を書くのに忙しくて、サッカーのテレビ中継を見る時間もない間に、なぜか我が清水エスパルスがJリーグの1位になりました。これも首位を独走していた鹿島アントラーズが4連敗したためですが、エスパルスもここ10試合くらい引き分けはあっても負けがありません。サッカーでは負けないチームは強いのです。
でもこのまま最後まで行くとは思っていないので、きっと優勝できないのではと弱気になっています。(自分のこととなると強気なくせに、応援するチームのことになると弱気です)

さて、先週の土曜日に来年度の早稲田大学ビジネススクールの夜間とMOTの入試説明会が行われましたが、なんと250名もの人が来てくれました。7月のWBSフェアは昼・夜併せてですが400名を超える人が来てくれたので、WBS人気も本物だなと感じました。もちろんふたを開けないと、どれだけの人が実際に受験してくれるかは分かりませんが、大いに楽しみです。

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2009年10月 1日 (木)

初めての教科書

今週の月曜日(9月28日)に大学の学部生向けに書かれた戦略の教科書「1からの戦略論」が発売されました。出版社は碩学社、発売元は中央経済社です。

Ichikara

私の恩師の嶋口先生、友人の黒岩先生との3名による編著で、全部で16名の先生方による力作です。大学の学部レベルでは、マーケティング分野では教科書も充実しているのですが、戦略となるとあまり適当な本がないので、いっそ新しく作ったら売れるのではないかと、陰の編集者である明治大学の竹村先生が仕掛けたものです。

大学によって多少異なりますが、一学期がだいたい12-15回の講義で構成されることを、初めから考えて15章立てになっています。すなわち1章が、1回分の講義に相当します。そして各章には必ず、ケースあるいは事例が入っていて、その回のテーマを理解するのを助けるようになっています。

私はこれまで、単著・共著・1章だけ担当などを含めると20冊くらいの本が出ているかと思いますが、実は教科書は初めてです。
私の書く本はどちらかというと時流の最先端をおいたがるきらいがあり、教科書とは対極でした。なぜなら、新しいものやはやりものは陳腐化するからです。ところが教科書は、既に理論として確立したものを取り上げたり、今後何年間かは通用するコンセプトを書かなければなりません。そういう意味で、今回は良い勉強になりました。

私のブログの読者を想定した本ではありませんし、自分で読むことを前提にした本でもありません。しかし、興味がある方がいたら手に取ってみてください。

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2009年9月29日 (火)

総量一定の法則

大学生の頃、みんなでつるんでよくスキーに行っていた。
その時にはやっていた言葉に「総量一定の法則」と言う何の根拠もない法則があった。どういう法則かというと、たとえば一日に転ぶ量は決まっているので、午前中にたくさん転ぶを午後はほとんど転ばないとか、グループで転ぶ量が決まっているので、誰かがたくさん転ぶと自分は転ばなくてすむとか、全くたわいもない法則である。あるやつが異性にもてると、その分他のやつがもてないとか、先にもてすぎると後になって、そのお返しが来るとか、極めてたわいもない話ばかりでした。

しかし、その後の人生を振り返ってみると、なにがしか当たっているような気もする。たとえばくじでつまらない景品に続けて当たるとしばらく大当たりがないとか。仕事でうまくいっているときは、プライベートで困難に見舞われるとか。
あるプロジェクトにトラブルが頻発すると、他ではあまり起きなくなるとか・・・。

皆さんも思い当たりませんか?

そういえば、人生で持っている幸運の量には限りがあるので、変なところで運を使わない方が良いなんてことを言っていた人もいたな。

さて、本題です。最近ブログの更新が滞っているのは、仕事が忙しいからでも、書くことがないからでもありません。実は8月・9月と新しい単行本の執筆にかかりきりになっているのです。本来は春に出る予定の本が、秋になってしまい、このまま年を越しては大変と自分にむち打っています。となると、すべての書くというエネルギーが単行本の方に向かってしまい、ブログで別のことを情報発信するエネルギーが湧いてこないのです。

本当は最近読んだ本のことや、夏休みにゼミ生と言った京都企業訪問の旅、あるいは学部生のゼミ合宿の様子など、書く材料は山ほどあるのですが、私の中の書くことについての「総量一定の法則」が働いて、書けないのです。

と言うことだ、今日はブログの更新が滞っていることの言い訳をもっともらしく書いてみました。
皆さん、説得されたかな?

でも、その分来月以降に出る新刊本2冊は、どちらも自信作ですから、楽しみにしていてください。

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2009年9月28日 (月)

ブログパーツ

ブログにはいろいろなアプリケーション(ソフトウエア)を貼り付けることが出来ます。
これをブログパーツと言いますが、私のブログでは、カレンダー、来場者を計るカウンター、携帯で読める仕組みなどがそれに当たります。

今回、ちょっと変わったパーツを見つけて貼り付けました。左下です。
SPYSEE(スパイシー)という、人と人との関連性をコンピュータが勝手に見つけて、相関図を作ってくれるものです。

以前私のブログでも取り上げたので、もしかしたら覚えている人もいるかも知れません。私の友人で前東大教授の松島先生が応援しているオーマという会社がやっています。
これで知っている人の人間関係を見るのもおもしろいし、場合によってはリクエストして自分のことを調べてもらったら、もっとおもしろいと思います。

ただし、どこまで正確か、役に立つかは別の問題です。私の場合も相関が強いとされる照屋華子さんとは会ったこともありません。でも、インターネット上では、私と彼女が対で登場することが多いと言うことはこれでよくわかります。

これが何に使えるかは、まだよくわからないのところがあるので、誰かビジネスになりそうなおもしろいアイデアがあったら、教えてください。

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エスパルス強し

今日(日曜日)のJリーグの試合で神戸を1対0で破り、首位アントラーズに勝ち点で1差の2位となった。これは初めてのJリーグ制覇も夢ではない。
しかし、期待させておいて裏切るのは、仕事でも男女間でも良くあるパターン。
最後までハラハラするのだろうな。

たまには試合を見に行こうかと思うが、大学時代に母校の野球(6大学)の試合を見に行くと、一度も勝ち試合がなかったことを思い出したりして、つい足が遠のく。

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