2016年11月 3日 (木)

BCGのコンセプト紹介の本を書きました

今年2016年は、BCGが東京に世界で2番目のオフィスを1966年に開設してから50年になります。

その開設50周年を記念して、先日パーティーがありましたが、そこで久しぶりに再会した現CEOのリッチ・レッサーと記念写真を撮りました。

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私の在籍は1985年からですから、BCGが出来てわずか20年足らずの時に入社したことになります。その頃40名くらいだった組織が今や数百名ですから、感慨深いものがあります。
私は2009年まで25年間在籍しましたから、50年のちょうど半分です。
私の仕事人生そのものと言っていい組織です。

さて、そのBCGから頼まれて、50周年の集大成として
「BCG経営コンセプト」市場創造編
を東洋経済新報社から出版することになりました。
BCG時代の同僚で現在は早稲田大学ビジネスクールの同僚でもある菅野寛さんの「BCG経営コンセプト」構造改革編と同時出版となります。

Bcg

既にアマゾンで予約受付が始まっていますので、良かったら是非購入して下さい。
よろしくお願いします。

以下のアマゾンのリンクから購入できます。
紙版はまだ発売前ですが、Kindle版は購入可能です。

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2016年4月11日 (月)

日立川村さんとの対談

先日日立製作所の前社長・会長で現在相談役を務める川村隆さんと対談をさせて頂きました。

その記事が今日発売の日経ビジネス2016年4月11日号に5ページにわたって掲載されました。
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これからの日本企業や個人が自ら変革していくためにはどうしたら良いかという話であり、日本企業や個人に対するエールでもあります。

川村さんとはこれまでも何回か対談をしたり、話を伺っていますが、毎回学ぶところの多い素晴らしい経営者です。

たとえば、定年が延びた分5年間を有効に使う方法として、定年間近をどう使うかではなく、若いときにその5年分を今やっている仕事と違うことに使えという話は目から鱗でした。

ウイスキーが熟成して行くにつれて、樽の中のウイスキーが目減りしていくのを『天使の分け前』と呼ぶそうですが、まさにこの5年間こそ天使の分け前だと感じました。

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2016年3月31日 (木)

日経ビジネス書評

今週月曜日発売の日経ビジネス3月28日号に書評を書きました。

最近はやりの地政学は、ビジネスマンが大局観を養うという視点で見ることが大切というメッセージです。

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取り上げた書籍は
1)塩野七生 『ギリシア人の物語Ⅰ』
2)宮田律 『石油・武器・麻薬 -中東紛争の正体』
3)
マシュー・バロウズ 『シフト 2035年 米国最高情報機関が予測する驚愕の未来』
の3冊です。
読みやすさでは『ギリシア人の物語』が一番お勧め、仕事に役立ちそうでは『シフト』が、イスラム教を理解するためには『石油・武器・麻薬』がお勧め。

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2012年8月13日 (月)

夏休みに読むべき本第2弾

先日、プレジデント誌に私のお勧めの書が掲載されましたが、今度はPHP社の雑誌THE21最新号(8・10発売)の特集「仕事力が高まる『本の読み方』」に、また私のお勧めの書が掲載されました。

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取り上げた書籍は、5冊でうち2冊は歴史がらみの書籍です。また、趣味のサッカーから1冊、さらに定番を1冊、創造力を高める本を1冊紹介しています。

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詳しく知りたい方は是非雑誌「THE21」をお求めください。

5冊の内2冊だけ紹介しておくと、一冊は中国の歴史から学ぶ書として安岡正篤「十八史略上・下」(PHP文庫)を紹介しています。もう一冊は趣味から学ぶ書として、私の好きなサッカーから経営や人材育成が学べるスペインのサッカークラブFCバルセロナのGMソリアーノ氏が書いた「ゴールは偶然の産物ではない」(アチーブメント出版)を取り上げています。

下記の画像をクリックするとアマゾンに飛びます。

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2012年8月 2日 (木)

プレジデント誌に記事が載りました

プレジデントの最新号(2012.8.13号)に私のインタビュー記事が載りました。
特集記事で「夏休みにチェック!時代を先取りするための分野別バイブル」
これから10年稼げる「仕事の教科書」厳選25冊
というタイトルで、トップバッターに登場しています。

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私が取り上げた本は6冊で、戦略がらみが3冊
初級編 ネクストマーケット ご存じプラハラードのBOPの定番です
中級編 イノベーションのジレンマ これもクリステンセンの名著です
上級編 三品和広さんの「戦略不全の論理」を取り上げました。大著で読みにくいところもありますが、これぞデータが語る真実という感じの名著です。

リーダーシップ関係も3冊上げました
初級編 羽生善治 決断力
中級編 アルフレッド・ランシングのエンデュランス号漂流 知る人ぞ知るリーダーものの定番 シャクルトン船長の信じられない生還記です
上級編 印南一路「すぐれた意思決定」 最近はやりの行動経済学や意思決定上のバイアスなどにも触れた名著で、自信のある経営者にこそ読んでもらいたい本です。

興味のある方は是非読んでみて下さい。
アマゾンのサイトは下記の通りです。

PRESIDENT (プレジデント) 2012年 8/13号 [雑誌]

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2012年7月16日 (月)

日経ヴェリタスに登場

昨日15日付けの日経ヴェリタスにインタビュー記事が掲載されました。
日本の暮らしまるごと輸出という特集記事があり、その中では東急電鉄が多摩田園都市の街作りコンセプトをベトナムに輸出する話やハウス食品がCoCo壱番屋と組んで中国でカレーショップを展開する話などが取り上げられている。日本市場の成熟化に伴い、国内事業だけでは成長に限界がある企業がグローバル市場を狙っているという話だ。

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その中で、私はこれまでの日本は製品を安く、早く、良いものを造るという点で優れていたが、そうした物財と違ってサービス財には別の難しさがある。具体的には、生産と消費が同時に行われる点であり、必ず人が介在するので、人材の育成がカギになるという話である。
内容に興味がある方は、是非本誌をご覧ください。

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2012年2月10日 (金)

日経パソコンに登場

一番新しい日経パソコンに私のインタビュー記事が載りました。巻頭のClose Upというページです。

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何がうれしいと言って
①日経パソコンは創刊号以来毎号欠かさず読んでいる愛読書だと言うこと
②自分の好きなガジェットが取り上げられていること

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これまで数あるインタビュー(100は下らないと思います)の中で一番うれしい記事かも知れません。

なお、記事の詳細をご覧になりたい方は下記のサイトをどうぞ。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/interview/20120217/1041421/

創刊が1983年で今号が通算643号ということはかれこれ30年近く愛読していると言うことです。自分でPCを自作していた頃は、正直言うと易しすぎてもの足りなかったのですが、そんな時間もなくなった今は情報収集にほどよいレベルになっています。
ちなみに私のPC歴は1979年頃のシャープMZ80Kから始まりました。自分のお金で買ったのはNECのPC8001です。

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2012年1月29日 (日)

若者に投資を

先日(25日)、読売新聞の論点欄に寄稿しました。
閉塞感のある日本で、高齢者に分厚い施策を見直して、これからの日本を沿おう若者に、もっと投資をしようという話です。

もちろん、国の予算の使い方もそうですが、我々のマインドセットももっと若藻に向かって良いのではないかという話です。私以上の世代に物議を醸すのを承知で書いてみました。

参考までに全文を掲載します。
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2011年12月29日 (木)

今年1年を振り返って

本日の日本経済新聞朝刊・経済教室に経済停滞下の企業戦略と題して、今年1年間の振り返りと今後への展望を書いてみました。

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今年は、東日本大震災、ネットによるアフリカ・中東での民主化革命、タイの洪水等々、実に様々な出来事がありました。こうした出来事が日本の企業にどのような影響を与えたのかについてマクロの視点で捉えてみました。

さらに少子化やデフレが進む中で、日本の消費者の購買行動も明らかに変化しています。大震災をきっかけにエコ志向・安全志向、あるいは所有から利用への動きも加速され、企業はこれまでのパラダイムでは対応できません。

こうした中で、グローバルに目を転じれば、まだまだたくさんの成長市場があります。国内市場とグローバル市場を同時に捉えるのは難しいのではないかと主張しています。

是非、日経本誌をご覧いただいた上、コメントいただければと思います。

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2011年11月25日 (金)

勝間和代さんとの対談

本日の朝日新聞に、先日行った評論家の勝間和代さんとの対談が記事として掲載されました。1ページ全部ですから、かなり目立ちます。当日は「新しい日本を作る働き方」というテーマで行われたシンポジウムの第一部で「脱・日本的働き方」を議論しました。

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私のゼミ生の中には、勝間さんにやり込められる内田先生を見てみたいという不逞の輩もいましたが、幸い対談はきわめてフレンドリーに進み、ゼミ生の期待を裏切ることになりました。

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簡単に言えば勝間さんが日本人の女性をさらに活用するためには、労働時間の短縮が重要であると述べ、私が企業も個人もそれぞれが雇い方及び働き方について、多様な価値観に基づく方法論を考えていかないとならないという論旨です。

詳しくは本日の朝日新聞(11/24付け)あるいは明日の朝日新聞電子版をご覧ください。

追記:朝日新聞電子版に昨日の記事の内容がカラーで載っていました。興味がある方はどうぞ。
http://www.asahi.com/diversity/event/sympo/2011/report_01.html

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