早稲田会議

毎年恒例となったCEOが集まって議論するCEOラウンドテーブル（通称早稲田会議）を今年も開催しました。

5月8日と9日の両日に亘って開催され、併せて20名を超えるCEOと有識者並びに早稲田大学の教員が参加しました。アジェンダは日本の国のあり方から、企業のイノベーションなど多岐に亘り、今年も大変実りある議論が出来ました。


日立の川村会長を議長に議論に参加するCEO達。
HISの澤田会長、JR東日本の冨田社長、カルビーの松本会長などです。

この会議での結論は後日日経新聞紙上で、早稲田会議からの提言という形で報告させていただく予定です。
それに先立ち会議の一部を日経新聞と日経ＢＰ共催のイベント「未来からの警鐘」の中で紹介させていただきます。
テーブルＣの委員長をお願いした日立製作所の川村会長と私の対談の形で行われます。入場無料だそうですから、希望者は下記のサイトからお申し込みください。ただし、応募者多数の場合は抽選のようです。

内田ゼミゴルフコンペ

昨日は内田ゼミの現役生・卒業生参加のゴルフコンペでした。
少し遠いのですが、静岡県の裾野になる十里木ゴルフ場で開催。
事前の天気予報では雨が心配されましたが、写真のように天気には恵まれ富士山を眺めながらの快適なゴルフ日和でした。



併せて14名の参加でしたが、スコアよりも親睦に重点を置いたコンペのため、各人のスコアは非公開です。
身内が優勝してしまったため、2位になったMBA４期生の志賀さんが繰り上げで優勝賞品をゲットしていきました。（Facebookで本人が公開しているようですが・・・）。

今回は学部ゼミ生からの参加が越智さん一人だったので、次回からはより多くの学部生にも参加してもらいたいと思いました。

私のスコアは、いつも通りのお粗末ゴルフですが、実は連休前に１０年ぶりにドライバを新調しました。１０万円近くするドライバを何本か試打したのですが、なんと店員さんのお勧めは１８８００円のマックテックのドライバ。これがデータ的に一番飛んで、なおかつ曲がらないというので、信じて買ったら、その通りでした。
近所のヴィクトリアですが、とても良心的な店員さんに感謝、次はアイアンを見てもらいに行こうと思っている私です。損して得とれの見本のような話ですね。

海賊と呼ばれた男と永遠の０

話題の書、百田尚樹さんの「海賊と呼ばれた男」を読みました。とても面白かったです。小説ですが、実在の人物出光興産の創始者出光佐三さんの伝記小説です。

権力に立ち向かっていくところが、宅急便で運輸省と闘ったヤマト運輸の小倉昌男さんや高杉良さんの「不撓不屈」で知られるTKC創始者の飯塚毅氏が国税庁と闘った話に通ずるものがあって、痛快で面白い。
実は私が中学生の時に出光佐三氏が私の中学に講演に来てくれて、彼が作った世界一のタンカー日章丸をしてくれたのが子供心に印象に残っていて凄い人だなと思いました。
しかし、そのときはタンカーの大きさが世界一と言うことしか覚えていなくて、こんなに凄い人だったのかと改めて感心した次第です(もちろん小説上の出光氏に対してですが、かなりの真実が含まれていると思っています)。一読の価値ありです。

小説自体は、だいぶ前に読んだ北康利「白洲次郎 占領を背負った男」にきわめて近い読後感です。

ただし、百足尚樹さんの小説のレベルとしては、この海賊と呼ばれた男よりは2年ほど前に読んだ「永遠のゼロ」の方が秀逸と思います。どちらも涙なしには読めませんが、永遠のゼロの方がストーリー性に優れていて、最後は本当にぼろぼろと泣きました。

話は第２次世界大戦で亡くなった祖父の足跡を訪ねる話ですが、これがとても素晴らしいストーリーで、最後のどんでん返しにぐっと来ます。 

アマゾンのリンクは以下の通りです。

百田尚樹「海賊と呼ばれた男」

百田尚樹「永遠の０」

高杉良「不撓不屈」

北康利「白洲次郎 占領を背負った男」