« 2011年11月 | トップページ | 2012年1月 »

2011年12月

2011年12月31日 (土)

年の終わりに

今年は実にいろいろなことが起きた一年でした。

簡単に振り返るだけでも、日本においてはなんと言っても3月の東日本大震災が、その後の原発事故も含めてきわめて重大な影響を生活のみならず、企業活動にも与えた。消費者の間で、これまで以上にエコ志向や安全志向が強まり、消費活動は変質を遂げている。
企業は企業で、SCMの寸断によるリスクを身をもって体験し、何らかのリスクヘッジ策を取りつつあるが、これはコスト増にもつながることであり、痛し痒しといった状態だ。

グローバルに目を転じれば、ネットから始まった北アフリカや中東の民主化運動、さらにはタイの洪水、金正日の死去など様々な出来事が多発した。
多くの企業がまさかタイの洪水がこれほどまでに日本企業や日本経済に影響を与えるとは思わなかったはずであり、グローバル経済がまさにどこでつながっているか分からないくらい、相互に関連していることが明らかになった年でもある。

結果として、日本企業を取り巻く環境はますます厳しくなったと言えるであろう。となると、これまでの延長上での企業改革すなわちコスト削減やリストラでは先が見えず、パラダイムの転換が求められている。

と言うことで2012年は、これまでは異なるビジネスモデルや戦略、あるいは思い切ったグローバル化などで名を馳せる企業がたくさん出てくるだろう。しかし、グローバルだけが回ではない、国内におい手間変わりゆく消費者の変化を捉えて国内で新たなビジネスチャンスを捉えてくる企業も出てくるはずである。

来年に向けて、期待も込めて、そう記しておく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年12月29日 (木)

今年1年を振り返って

本日の日本経済新聞朝刊・経済教室に経済停滞下の企業戦略と題して、今年1年間の振り返りと今後への展望を書いてみました。

Keizaikyoshitsu_2


今年は、東日本大震災、ネットによるアフリカ・中東での民主化革命、タイの洪水等々、実に様々な出来事がありました。こうした出来事が日本の企業にどのような影響を与えたのかについてマクロの視点で捉えてみました。

さらに少子化やデフレが進む中で、日本の消費者の購買行動も明らかに変化しています。大震災をきっかけにエコ志向・安全志向、あるいは所有から利用への動きも加速され、企業はこれまでのパラダイムでは対応できません。

こうした中で、グローバルに目を転じれば、まだまだたくさんの成長市場があります。国内市場とグローバル市場を同時に捉えるのは難しいのではないかと主張しています。

是非、日経本誌をご覧いただいた上、コメントいただければと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年12月22日 (木)

バッターが打つ前に走れ

今日のフジテレビスポーツニュース・スポルトでプロ野球の守備が上手な選手に贈られるゴールデングラブ賞を受賞したロッテの岡田幸文選手の特集をやっていた。
受賞理由は彼が失策ゼロの記録を続けていることらしいが、テレビではなぜ彼が他の選手では捕れない打球を捕ることが出来るのかというファインプレイの分析をやっていた。これが、とてもおもしろかった。

ポイントは2つで、一つ目は打球の落下位置を予測するというものであり、もう一つは打つ前に動き出すというものでした。
前者はなるほどなと言う話で、バッターが打球を打ってから捕球するまでボールを見続けていては追いつけないので、打った瞬間に落下位置を予測してそこまで一気に走っていくという方法です。打った瞬間に打球の落下位置を予測するために山森コーチは岡田選手に、守備練習でコーチがボールを打った後、守備位置から動かずにボールの落下地点を予測して、その場所を指さす訓練を課したそうです。ユニーク。

2つめのポイントは、さらに驚きでした。それは、コーチから打者が打つ前に動き出せと言われているそうです。実際に、今年の試合で楽天のバッターが実際に打つ前に動き出して、ヒット性のあたりを楽々キャッチしたシーンが紹介されていました。これは、あらかじめ投手の癖やバッターの打ち方、ボールカウントなどを頭に入れて、たぶん打球がこちらに飛ぶはずだと予測することで出来る技だと紹介されていました。すごい!

少し考えてみると、私も似たようなことをクライアントとのミーティングなどでやっているなと思い当たりました。それは、相手が質問をしたり、コメントをする場合に、しゃべり出す前に内容を予測することです。それによって、こちらが考える時間が増えるために、的確に対応することが出来ます。もちろん、いつも必要な技ではありませんし、いつも当たるわけではありません。でも、しゃべる前に予測するというのは可能な事もあるのです。

ちなみに岡田選手を指導している山森コーチは、昔阪急時代にホームランボールを捕球してアメリカ野球殿堂入りをした人だそうです(知らなかった)。
テレビでもやっていましたが、スーパーキャッチです。
興味ある方は、下記のYouTubeの映像をどうぞ
http://matome.naver.jp/odai/2128150324065940601/2128150357665950403

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年12月11日 (日)

早稲田ビジネススクール(WBS)冬入試説明会

本日は早稲田大学ビジネススクール冬入試の入試説明会でした。300数十名入る会場がほぼ満席という大盛況で、とてもありがたかったです。お礼申し上げます。
Nyushi001
会場をびっしり埋めた参加者です。

Nyushi002
参加者に向かって、ビジネススクールの価値を熱弁する根来教授。
ビジネススクールの責任者です(要は校長)。

入試の段階で私のゼミを志望できるプロフェッショナルコースは秋入試だけで今年は既に終わってしまいましたが、入学後にゼミを選ぶコースの「総合コース」は冬入試もあります。これは昼間通う全日制1年コースと平日夜と土曜日を使って2年間でMBAを取る夜間コースの二つがあります。私は夜間の方でゼミを持つ予定ですので、来年まで待てない人はこちらをどうぞ。ただし、希望のゼミに全員が入れるとは限りませんので、そこをリスクとして承知おきください。

また、2年間昼間通ってみっちり学ぶグローバルコースも冬入試があります。こちらは、留学生と一緒に勉強したり、交換留学制度を使って海外のビジネススクールに通えるチャンスもあるので、グローバルで通用する人材を目指す人にぴったりです。

説明会に参加されなかった方でも、もちろん冬入試は受験できますので、是非チャレンジを。
そういえば、今日の説明会に昨日の私のTwitterで、このイベントを知って来てくれたという人がいました。うれしかったな。

ちなみに、昨日は同じ会場を使って早稲田大学ビジネススクールの新同窓会設立の会合が開かれました。これまでバラバラだって、旧アジア太平洋研究科のビジネススクール同窓会と商学研究科のビジネススクール並びに在校生を全て一つの組織的に友好に運用しようという狙いです。
こちらは2010年に卒業した高田さん始め同窓生の献身的な働きで実現しました。学校側は法木先生と私が顧問として参加します。

Dosokai
写真は同窓生に向かって、アルムナイネットワークの価値を呼びかける法木先生です。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年12月10日 (土)

皆既月食

今日は皆既月食とのことで、庭に出て写真を撮ってみました。
肉眼では三日月のように見えますが、写真では月の全体像が写っています。
Kaikigesshoku
10日午後10時50分頃の写真です。右側の一部を残して、影に入っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年12月 6日 (火)

BMWi

先日、機会があってBMWの新しい電気自動車を見せていただいた。先週から始まった東京モーターショーで展示されている電気自動車のコンセプトカー「BMWi8」と「BMWi3」だ。

正確に言うとBMWi3の方が電気自動車で、i8はハイブリッドカーだ。
これがどちらもむちゃくちゃ格好いい。

自分で写真を撮ることは、発表前で禁止だったので、プロのカメラマンにとってもらったBMWi8の写真がこれ。前輪がモーターの駆動で、160馬力以上、後輪がエンジンで250馬力以上になるらしいから、どんでもない加速性能だろう。
Bmwi8
向かいに立っている女性を助手席に乗せてドライブしたら、絵になるだろうな。
エッ、ドライバーも変えないとダメ?

個人的に興味を持ったなのがもう一台のBMWi3の方。これは、日産のリーフとほぼ同じようなコンセプトと見られる。小型車で4人乗り、ただし電気のみなので、走行距離はわずか200km足らずで、主に街乗り専用。
こちらは写真がないので、興味ある方はBMWのサイトをご覧ください。
http://www.bmw-i.com/en_ww/bmw-i3/

現物を見ないと分からないところもあると思いますが、サイドドアは全面ガラス、さらにフロントシートは運転席と助手席の間に遮るものが何もなく、真っ平らででつながっているは魅力的。そのほかにもフロントパネルが浮き上がっていたり、テールランプが室内にあって宙に浮いている感じも不思議。
このまま市販車になるのかは分からないが、デザインがむちゃくちゃ未来的。
日産リーフや三菱のiMiEV(アイミーブ)も買っても良いかなと思っていたのだが、2年後の発売が待ち遠しい。

BMWでさえ、エコカーを出さないと生き延びられない時代というのも、車メーカーにとっては窮屈な時代になったものだと思う一方、アメリカの極端な排気ガス規制が、ホンダのCVCCエンジンのような進歩を生んだことを思えば、正しい流れなのかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年12月 5日 (月)

小山薫堂

 FM横浜に、フューチャースケープという番組がある。毎週土曜日の朝9:00からやっている。ちょうど大学のMBAゼミに向かう車の中でよく聞いている。もちろん、自分で運転している車です。

 これのパーソナリティが小山薫堂さんと柳井まきさんの2人だ。めちゃくちゃおもしろい。
 一昨日も、番組開始でいきなり小山さんが柳井さんに、毎週会っているくせに、「よく見てみると顔が黒いですね」と失礼な一言。突っ込まれると、今度は「ずいぶん歳取りましたね」とまで言う。柳井さんも負けずと、「そのままお返しします」。
 別の週では、何か欲しいものがあると番組でおねだりをする。すると世の中には奇特な人がいたもので、それを持って番組に現れたりする。ラジオなのに、スタジオ風景がテレビのように浮かび上がってくる不思議な番組だ。
 この番組を聴いていると土曜日が楽しくなる。

 なぜ、このことを書いたかというと、私はこの番組を聴くまで小山薫堂がいかに偉大な人か全く知らなかったのである。ただ、単におもしろい人が世の中にいるなと思っていた。そうこうしているうちに、自宅に送られてくるJCBカードの会員誌に氏が「偶然力のヒント」というコラムを連載しているのを発見。
 これがまたおもしろい。偶然日本で知り合った外人に招かれて、ウエストコーストの彼を訪ねていったらむちゃくちゃ豪邸だったのに驚いた話は印象に残っている。それだけなら、よくある話だが、彼のユニークなのはその知り合った外人の名前をつけたレストランを東京で勝手に開業して、その外人を日本に呼んでびっくりさせたりするところだ。偶然を単なるラッキーに終わらせない企画力と実行力がすごい。
 しかし、ここでも私はまだ小山氏が何者かが分かっていない。そのうち深夜につけたテレビで「東京会議」という馬鹿げた企画の番組を発見したりして、もしかしたらこの人は有名人なのかもしれないと思うようになった。
 
 案の定、彼は有名な放送作家で、アカデミー賞を取った「おくりびと」の脚本を書いた人であるというのを最後に知ったのである。「料理の鉄人」や「カノッサの屈辱」なら、見たことをあるぞ・・・。

 こういう企画力のある人と、ビジネススクールが共同で企画をやったら、どんなにおもしろいことが出来るだろうと、最近は妄想を膨らませている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年11月 | トップページ | 2012年1月 »