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2011年7月

2011年7月28日 (木)

早稲田ビジネススクール主催のチャリティー講演会始まる

以前よりブログでも紹介をしていた、内田ゼミ生が中心となってやっている東北地方の復興支援の一環として、早稲田大学ビジネススクールが主催するMBAエッセンシャルズという名のチャリティ講演会がいよいよ来月より始まります。



これは早稲田大学ビジネススクールの教授陣が10名集まり、シリーズでMBAのエッセンスを紹介するというセミナーです。
受講料は無料ですが、一回あたり5000円の寄付をお願いしています。
初回の私を皮切りに、「見える化」の遠藤功先生を始め、WBSの看板教授が総出で講義形式の講演を行います。

第1回  8月23日(火)「MBAイントロダクション」 内田和成 教授

第2回  9月6日(火) 「オペレーション戦略」    遠藤 功 教授

第3回  9月20日(火)「経営戦略」          山田英夫 教授

第4回 10月前半    「リーダーシップ」      大滝令嗣 教授

第5回 10月後半    「人事組織」         杉浦正和 教授

第6回 11月前半    「マーケティング」       木村達也 教授

第7回 11月後半    「ファイナンス」        西山 茂 教授

第8回 12月前半    「IT戦略」            根来龍之 教授

第9回 12月後半    「グローバルマネジメント」  太田正孝 教授

第10回 1月前半    「企業経営とは」       法木秀雄 教授

第1回は8月23日に早稲田大学のキャンパスで開催されます。
普通に受講すれば1回2-3万円はする講座が無料で受けられて、かつ東北の復興支援にも協力できるという試みです。寄付は全額復興支援に使われます。

ビジネススクールの講義について興味ある方には、そのエッセンスを学ぶ格好の機会ですし、既にビジネスリーダーとして活躍されている方にも、自分の興味あるテーマだけをつまみ食いしてもきわめて価値ある講座になっていると自負しています。

詳細について知りたい方は下記のホームページをご覧下さい。申し込み方法などが記載されています。
http://www.wsjp.org/project/lecture/about.html

また、このチャリティー講演会を一人でも多くの方にご推薦下さい。twitterのRTもよろしくお願いします。

さらに内田ゼミ生が中心に活動しているWSJP(Waseda uchida seminar Save Japan Project)について興味がある方は、まだHPがきちんと出来ていませんが、下記のURLをご覧下さい。
http://www.wsjp.org/

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2011年7月22日 (金)

後輩の応援

BCG時代の後輩コンサルタントに斎藤広達さんがいる。なかなかの才人で、BCG卒業後には様々な書籍を書いたり、会社の経営をやり、今はBS11「BookTV」というテレビ番組でMCまでやっている。

この齊藤さんがこのたび新しい書籍「ビジネスプロフェッショナルの教科書」を発刊した。アマゾンでも売れ行き上位に顔を出している。それを記念した講演会が8月25日(木)に行われる。講師は
日刊書評メールマガジン「ビジネスブックマラソン」編集長で彼が薦める本はベストセラーになると有名な土井英司さん斎藤広達さん並びに私の3名である。

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3人とも個性派なので、どんな進行になるか予想がつかないが、面白いトークになることは間違いないと思います。

申込方法など、詳しいことは下記のホームページをご覧下さい。
http://eliesbook.co.jp/archives/375

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2011年7月18日 (月)

ヤマト福祉財団復興支援

ヤマト運輸が震災後の4月上旬に今回の震災で被害にあった地域を対象に今後1年間に宅急便取り扱い1個につき10円の寄付をするという発表があったのを覚えている人も多いかと思います。
昨年までの実績で換算すると130億円を超える寄付になりそうです。

一方、こうして集まった寄付金をどのように活用するかについては、あまり知られていなかったが、いろいろ紆余曲折のあった結果、ヤマト福祉財団を経由して東北地方の主に農業・水産・林業の復興支援に活用されるように決定した

ヤマト福祉財団は知っている人も多いかと思いますが、ヤマト運輸の元社長で宅急便の生みの親の小倉昌男氏が
中心になって心身に障がいのある人々の「自立」と「社会参加」を支援することを目的に、1993年9月に設立されました。いろいろな事業をやっていますが、たとえばスワンベーカリーが有名です。
そこが財団の目的を広げて被災地の復興支援に乗り出すことになりました。

「東日本大震災 生活産業基盤復興再生募金」と名付けられて募金活動を拡大し、ヤマト運輸以外の企業からも募金を募ることになった。

実はこの寄付金の具体的な用途(使い道)は第3者による東日本大震災復興支援選考委員会で決定することになっているのですが、その委員会の委員それも委員長の大役を仰せつかりました。責任重大です。他には大学の先生や前横浜副市長だった野田由美子さんなどが委員となっています。

私自身もいろいろな形で今回の大震災に対しての寄付を行っていますが、行き先がはっきりしない一般的な寄付より、こうした具体的な産業支援につながる寄付が良いと思っていることもあり、喜んで引き受けた次第です。

もし、この助成金に興味がある被災地の方々(ただし公的な組織に限るようですが)は、募集要項をご覧になって是非ご申請ください。
ヤマト福祉財団のホームページに詳細が載っています。

また、こうした試みに賛同なので是非寄付をしたいという企業があれば是非お問い合わせください。総額300億円という壮大な目標を掲げています。こちらもヤマト福祉財団のホームページに詳細が記載されています。

このブログを皆さんがtwitterで広げてくれるとうれしいです。この記事の最後のtwitterマークをクリックすると簡単にツイート出来ます。

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2011年7月17日 (日)

なぜ三つ星レストランは高いのか

日経新聞に人間発見というコラムがあるが先週の登場人物はフランス料理の巨匠で日本でもレストランを持つジョエル・ロブションさん。その最終回にこんな記事があった。

「鍋や洗剤の価格を交渉することはあります。でも店で使う生鮮素材は絶対に値切りません。世界一の食材を使わなければ世界一のレストランにはなれない。わずかでも値切れば、流通業者や生産者は特別においしい食材をよそに回してしまうでしょう。・・・そうしていると、鮮魚商はその日に入荷した素晴らしい鯛を必ず一番に融通してくれます。」

そして、「まず最高の素材ありき。だから三つ星レストランは高いのです。」と続く。エッ、それではシェフの腕は関係ないのかと疑問を持つのに対して、なぜかF1の話をたとえに出している。最高のマシンを最高のエンジニアが整備する。町工場の整備士はF1マシンを整備できないと言う。このあたりのたとえは若干本当かなと思うが、それは横に置いておくとする。彼によると「良い食材を得る」「技術を体得し仕事への情熱を持つ人」「人を愛する」が良いレストランの3つの条件だそうだ。

これさえ守れば、高い値段をつけてもお客さんは来てくれるそうだ。

このあたりはコンサルタントに通じるところもある。最高の素材=企業が抱える課題と考えると、それにチャレンジする一流のコンサルタント、そしてそのコンサルタントが顧客に愛情を持つという関係になるのではと思った。

いずれにしても、あらゆる職業でプロフェッショナルな人々が語る言葉は経営コンサルタントに当てはまる言葉だなと実感する。

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2011年7月15日 (金)

早稲田ビジネススクール入試説明会

今年も早稲田大学ビジネススクール(WBS)の入試説明会が開かれる時期になりました。
昨年同様7月末と9月の2回開催です。内容はほぼ同じですので、どちらかに出ていただければ十分ですが、なぜか2回出る人も多いようです。
1回目は7月31日(日)の午後開催です。

Wbsfair2011

来年度からコースの改変が行われ、各コースの特徴がよりクリアに出たメリハリのついたものになっています。例えば夜間のコースも2つに分かれ、従来同様入学試験段階でゼミ(先生)を決めてしまうプロフェッショナルコースと入学後にゼミを決める総合コースになります。

詳細について興味がある方は是非入試説明会に来ていただければと思います。詳細は下記のファイルをダウンロード下さい。
「WBSfair.pdf」をダウンロード
あるいは下記のサイトでプログラムの内容も紹介されています。
http://www.waseda.jp/wbs/news/wbs2011fair.html

また申込は直接WBSのサイトへお願いします。
WBSフェア参加申込フォーム

当日会場で皆さんに会うのを楽しみにしています。
また、内田ゼミ生によるモジュール(ゼミ)の紹介も予定されています。

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2011年7月 4日 (月)

ゼミのネットワーキング

一昨日と昨日の2日間、内田研究室のゼミ合宿を実施。これは内田ゼミ恒例の社会人MBA学生と学部ゼミ生との合同ゼミである。昨年からは泊まりがけで行っている。

初日は社会人MBA学生14名による、自社及び自分の紹介を行うセッションで、一人持ち時間15分しかないが、例年様々なパターンのプレゼンテーションが行われる。
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学んだばかりのブルーオーシャン戦略を使って自社を説明する石川さん

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こちらはスマートなプレゼンを展開する丹後さん

学部生には社会人プレゼンへのフィードバックレポートを宿題にしているので、やる方も聞く方も真剣である。

夜は本郷にある旅館を使っての懇親会で、こちらはOBも参加するので全部で70名ほどの大宴会になる。幹事の連中が工夫をして社会人と学部生がうまく交わるようなゲームなども行う。
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スタート直後から盛り上がる懇親会。学部生と社会人学生が混じり合っている

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ゲームの一位チームにはシャンペンを賞品に出した

翌日は早朝より、今度は学部生による企業研究の中間発表会である。例年、社会人をびっくりさせるようなレベルの高いプレゼンテーションが現れる。今年も2チームが高いレベルだった。
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JEANSMATEチームの発表

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勉強終了後の記念写真

午前中で勉強は終わって、午後はさらに親睦を深めるためのレクリエーション。今年は東京ドームのボーリング場でのボーリング大会。
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