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2009年10月20日 (火)

座右の銘

前回清水エスパルスが首位に躍り出た話を書いたが、あっという間に4位に転落した。土曜日に試合がなかったエスパルスは、上位チームの星のつぶし合いや引き分けもあり、日曜日に勝てば首位安泰の状況だった。

ところが、ところが最下位の大分にまさかの逆転負け、絵に描いたような転落劇である。これまで13試合負けなしだったのに、よりによって最下位チームに負けるとはエスパルスらしい話だ。

私の大好きな言葉に、得意澹然・失意泰然がある。中国の明時代の六然という文章の中に登場する言葉であるが、リーダーたるもの絶頂期にあってもおごらずゆったりとしていることが大事で、一方でうまくいかない失意の時でも変にどたばたせずに悠々としていることが大切といったような意味だ。私がBCGのリーダーになったときに義父が贈ってくれた言葉で、それ以来座右の銘としている。

別にエスパルスが首位に立って驕ったとは思わないが、何となく情けない三日天下のリーダーだったな。

実は「得意澹然・失意泰然」という言葉を求められて時にこの字を書きたいのだが、澹の字が難しくて、いつも躊躇してしまう(我ながら情けない)。

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コメント

賛同、ありがとうございます。

投稿: 内田和成 | 2009年10月28日 (水) 22時48分

私もサッカーをしていますが、得意淡然・失意泰然はとても納得できます。

投稿: | 2009年10月26日 (月) 13時20分

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