総量一定の法則
大学生の頃、みんなでつるんでよくスキーに行っていた。
その時にはやっていた言葉に「総量一定の法則」と言う何の根拠もない法則があった。どういう法則かというと、たとえば一日に転ぶ量は決まっているので、午前中にたくさん転ぶを午後はほとんど転ばないとか、グループで転ぶ量が決まっているので、誰かがたくさん転ぶと自分は転ばなくてすむとか、全くたわいもない法則である。あるやつが異性にもてると、その分他のやつがもてないとか、先にもてすぎると後になって、そのお返しが来るとか、極めてたわいもない話ばかりでした。
しかし、その後の人生を振り返ってみると、なにがしか当たっているような気もする。たとえばくじでつまらない景品に続けて当たるとしばらく大当たりがないとか。仕事でうまくいっているときは、プライベートで困難に見舞われるとか。
あるプロジェクトにトラブルが頻発すると、他ではあまり起きなくなるとか・・・。
皆さんも思い当たりませんか?
そういえば、人生で持っている幸運の量には限りがあるので、変なところで運を使わない方が良いなんてことを言っていた人もいたな。
さて、本題です。最近ブログの更新が滞っているのは、仕事が忙しいからでも、書くことがないからでもありません。実は8月・9月と新しい単行本の執筆にかかりきりになっているのです。本来は春に出る予定の本が、秋になってしまい、このまま年を越しては大変と自分にむち打っています。となると、すべての書くというエネルギーが単行本の方に向かってしまい、ブログで別のことを情報発信するエネルギーが湧いてこないのです。
本当は最近読んだ本のことや、夏休みにゼミ生と言った京都企業訪問の旅、あるいは学部生のゼミ合宿の様子など、書く材料は山ほどあるのですが、私の中の書くことについての「総量一定の法則」が働いて、書けないのです。
と言うことだ、今日はブログの更新が滞っていることの言い訳をもっともらしく書いてみました。
皆さん、説得されたかな?
でも、その分来月以降に出る新刊本2冊は、どちらも自信作ですから、楽しみにしていてください。
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