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2009年6月 2日 (火)

All About

5月の嶋口研究会のゲストスピーカーはオールアバウト(AllAbout)の江幡社長だった。
江幡氏はリクルートの新規事業としてオールアバウト事業を始め、ナスダックに上場するまで成功させた企業内創業社長である。立ち上げの時点でリクルートは退社したそうであるが、現在もリクルートが筆頭株主の会社である。一時はやった言葉を使えば、大企業から新規事業を別会社として立ち上げることを意味する「カーブアウト」に当たる。

20090528ebata

オールアバウトがどんなサイトかと言えば、日常生活の様々な分野について専門家が、ユーザーの参考になるような記事を多数紹介しているサイトである。実に細かく分類されているので、広告主としては自分のターゲットユーザーに見てもらえる可能性がとても高い、セグメントされたサイトといえる。江幡社長に言わせると、インターネット上の雑誌であり出版社であると語っていた。実際にどんなものかは実物を見てもらった方が分かると思うのでURLをあげておきます。
http://allabout.co.jp/

立ち上げから3年は予定通りに成果が上がらず、大変苦労したそうである。しかし今では200万人近いユーザーが利用する人気サイトで、広告収入で採算の取れるモデルになったと語っていた。
現在のビジネスモデルを思いついたきっかけはトイレに常備してあるアイデアノートに"人ネット"と書き込んだことだったという話がおもしろかった。

また、これは話を聞いていての私の印象であるが、江幡氏は多くの創業経営者に共通のポジティブシンキングの持ち主だと感じた。

会員に対するメーリングリストでしか案内していないにもかかわらず、最近の嶋口研究会は毎回席が足りなくなるくらいの大盛況である。上の写真を見ていただくとよくわかると思います。大変ありがたい話ではあるが、事務局を引き受けている私のゼミ生(社会人と学部生)は大変である。ご苦労様。

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コメント

keyさんへ

壁を壊すは気に入っていただけたのではないかと思います。大企業の古い文化をいとも簡単に新しいものに変えてしまった、吉川さんのリーダーシップには頭が下がります。(本人は、簡単ではないと仰るかも知れませんが)

新規事業へのチャレンジ、頑張ってください。何か成し遂げるときに大切なことは、始めの一歩を踏み出すこと、初めの一人になることと、品川女子学院の漆さんが言ってました。

いつか、仕事で会うことがあるでしょう。楽しみにしています。

投稿: 内田和成 | 2009年6月 8日 (月) 23時52分

ay-eight さんへ

コメントありがとうございます。

サラリーマンにとって、会社以外の情報源やネットワークをどれだけ持つかが、勝負のカギだと思います。そういう意味で、もしALLABOUTが外部情報源になるのなら、素晴らしいことだと思います。

また、プロフェッショナルにとって、技術と同様に大事なものはハート、すなわち人の頃子が分かることだと思っています。ay-eightさんは、そういう方のようですね。

投稿: 内田和成 | 2009年6月 8日 (月) 23時48分

zuKaoさんへ

私は仕事柄、新しいものにはすぐ取り組むというか、さわってみるのですが、結局なじめなかったり、使いこなせなかったりすることが多いです。

結局自分のライフスタイルに合っているものしか、なじまないと言うことだと思います。zuKaoさんにとって、ALLABOUTがどちらになるのでしょうか。うまく使いこなせると良いですね。

投稿: 内田和成 | 2009年6月 8日 (月) 23時44分

ご無沙汰しております。
いつも拝見させていただいております。
久しぶにコメントさせていただきます。

「壁を壊す」「ecute物語」早速読んでおります。

我が社も、古い組織文化・風土があり今変革を求められております。

自分としても2年後に、新事業を立ち上げたいと思っており(地場企業を応援する事業)、短期的な目標は当然、中長期の目標を明確にしてく作業に苦心しております。

いつもこのブログは大変参考にさせていただいていて、日常のビジネスにおいても役立っております。

いつか、内田先生と一緒にお仕事ができる日を
夢みて、頑張っていきたいと思います。

「べき論」はいらない・・・
「やり抜く」を大切にしたいです。


投稿: key | 2009年6月 4日 (木) 06時09分

初めてコメントさせてもらいます。

All Aboutは様々な分野についてのアドバイスを紹介していますが、特に“会社では教えてくれないビジネススキル”について目を通しています。

建設コンサルタントという業種もあり、我社ではビジネススキル=技術系(専門知識)スキルのみという風潮が見られます。人材育成やコミュニケーション、時間管理など多岐に渡るスキルについては軽視している感じでしょうか。

個々による情報収集から少しずつ集団に広めていく、結果、全社的に刺激を与え風潮を変えていく、この地道な活動が共感を得られる手段なのでしょうか。

投稿: ay-eight | 2009年6月 3日 (水) 08時49分

zuKaoでございます。3か月ぶりに参加をさせていただきました。

私は恥ずかしながらAll Aboutを知りませんでした。研究会の後、妻にも後輩の女性にも小馬鹿にされてしまいました。ただ、知らなかった事を知る事ができたというのは知的にいい刺激でした。乱文ですが、私自身のblogにも記事をUPさせていただきました。

文末になりますが、事務局の方々には感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。いつもありがとうございます。

投稿: zuKao | 2009年6月 2日 (火) 21時00分

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