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2009年4月 2日 (木)

成毛流成功法

前回の嶋口研究会のゲストは元マイクロソフト日本法人社長の成毛真さんだった。現在はインスパイアという会社のファウンダー(要するにオーナー)である。

彼のマイクロソフト時代やそこに至るまでの話を紹介してくれたのだが、落語か漫談を聞いているようで大変おもしろかった。
しかし、そこは一流経営者であり、かつ現在もいろいろな事業を育てている成毛さんのこと、経営や人生のヒントが山盛りだった。ただし、当日の参加者がどれくらい彼の話からエッセンスを汲み取ることが出来たかは不明である(ちょっと心配)。

例によってさわりを紹介しよう。
「天才は作れない。天才は探すもの。」(ATOKの日本語変換ではなぜか、前者がテンサイになり、後者が転載になってしまった。変換精度の高いATOKでは珍しい誤変換だ。)
これはその通り。
「ベンチャーが成功するのには20年はかかる。数年で成果を求めるのは無理。」

今注目している業界は農業だそうだ。理由はみんなが注目している環境やエネルギーは競争が激しすぎるが、農業はまだ注目している人が少ないから今のうちから投資しておくのだそうだ。目の付け所が違うな。

「人間によって持っている運の量は決まっている。」これは私もそうかも知れないと思っている。
昔、スキーの仲間と「総量一定の法則」というのを作っておもしろがっていたことを思い出した。これは一人の人間が1回のスキー行で転ぶ量は一定であり、今日たくさん転べば明日はあまり転ばない。あるいはAさんがたくさん転べば、Bさんが転ばず、総量が一定になるという、極めてたわいのないものであったが、時々信じたくなる。

成毛さんは自分は運だけで生きてきたと言っているが、実はものの見方が非常にユニークで、人が見えないものを見えるのが彼の成功の秘訣ではないかと思っている。

成毛さんは大変な読書家で、自分の読んだ本を中心にしたブログを持っています。知っている方も多いと思いますが、念のために紹介しておきます。
成毛眞ブログ
当日も禅に関する本を2冊ほど持っていて、それらもこのブログで紹介されていました(3/25の項)

そういえば、10数年前に成毛さんと孫正義さん、さらに二人ほどの計5名で六本木の夜に繰り出したことを思い出したら、成毛さんも良く覚えていて、その時行ったおかまバーは自分がよく知っている店だと言っていた。そうだったんだ。

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» [イベント] 嶋口研究会:成毛眞さんの講演 [三人寄れば文殊の知恵]
 今日は、日本マーケティング協会で開かれた嶋口研究会で、成毛眞さんの講演を聞いてきました。  成毛さんと言えば、マイクロソフト社日本法人の社長をされていたことで有名だと思いますが、今日のお話は、成毛さんがいままで経験されてきたいろいろなお仕事のことや、現在携わっていらっしゃる投資事業のことなど、幅広く聞かせていただきました。  その中で「面白い」と思った部分をいくつかご紹介しておきます。 不況時の処世術-「現金にぎりしめて、死んだふり」⇒私みたいに現金ない人はどうすりゃいいの?(笑) 「○○になりた... [続きを読む]

受信: 2009年4月 2日 (木) 11時46分

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