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2009年1月

2009年1月29日 (木)

現場主義の知的生産方法

最近読んだ本でおもしろかったのが、関満博さんの書いたちくま新書「現場主義の知的生産法」だ。関さんはずいぶん前に「フルセット型産業構造を超えて」という名著を書いた人手、当時私は大学の先生でもない人がこんな知的に優れた本を書くのだと衝撃を受けた記憶が鮮烈に残っている。案の定というかその後、学者へ転身され、現在は一橋大学の商学研究科の教授である。

Genbashugi

関さんは現場を徹底的に見ることで、現象の奥に潜む本質をあぶり出す学者だと思うが、その方法論を余すところなく紹介したのが本書である。
私も経営コンサルタントとして、現場の重要性は身にしみるほど知っており、自分でも極力現場に足を運んだつもりであるが、関さんの本を読んだ後では赤面の至りである。とにかく徹底している。

世間で広く行われている現地調査を痛烈に批判し、「彼らはお金を貰っている時だけ地元を「愛そう」としているのにすぎない。その地域をずっと「愛して」いかない限り、地域との信頼は深まらないのである。」と言い切る。
地域を顧客と置き換えればコンサルタントにも当てはまる名言である。我々コンサルタントも肝に銘ずるべきであろう。

あるいは、「工場調査を実施する場合、訪問してエールを交換した後、細かな話を聞く前に、作業現場、倉庫などを詳細に見ることから始めることが好ましい。実際の「作業現場」には実に多くのことが詰め込まれているのである。」
これもコンサルタントに当てはまるな・・・。

一方で、関さんのはちゃめちゃぶりがおもしろくて、読み物としても大いに楽しむことが出来た。
実はこの本でなく、「フルセット型産業構造を超えて」を是非読んでもらいたいと思っています。

補足
一橋の関先生のゼミのホームページを検索してみたら、いきなり「志のないものは去れ」と大書きされていたので驚いた。

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2009年1月27日 (火)

出た!

先月、自宅の引っ越しを行った話は書いたと思いますが、昨晩庭にタヌキ?が出ました。

Tanuki

最初はいつものように近所の野良猫かと思ったのですが、猫にしては大きくてふっくらしています。窓ガラスを開けてみてみると明らかに他の動物です。
自分の部屋まで戻ってカメラを持ってきてもまだそのままじっとしていたので、激写しました。と思ったのは自分だけで、なぜかストロボがオフになっていて、暗い写真になってしまいました。今度はストロボをたいてと思ったら、あっという間にいなくなりました。

どんな田舎に越したのかと言われそうですが、田園都市線の急行の止まる駅から7-8分の所です。一体どこで生活しているのかと不思議に思いました。

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2009年1月26日 (月)

創造力復刻

以前より、経営者が読むべき本として私が強くお勧めしてきた西堀榮三郎氏の「創造力」(講談社刊)であったが、あいにく出版社で絶版になっており、なかなか手に入りにくい状況になっていた。
ところが知らぬ間にこの本が形を変えて復活していた。朝日新聞社の朝日文庫より「技士道十五ヶ条」と改題されちょうど1年前の2008年1月に発売されていたのである。
内容は全く同じと言っていいのだが、章立ての順番や小見出しが変わっている。同じ本と言っていいだろう。
それにしても西堀さんのせっかくの名著を何でこんな変な題で出し直したのだろう。せめてリーダーシップと創造力といったタイトルにして欲しかった。

しかし、これが登場したことで、ますます私が皆さんに自信を持って勧めることが出来ます。まだ読んでいない方は、是非読んでください。
丹後のちりめん織りの女性たちの話は涙なしでは読めないいい話です(いつもの通り、少し大げさな表現ですが)。

創造力の復刊を教えてくれたjanaさん、どうもありがとうございました。感謝します。

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2009年1月21日 (水)

アマゾンの頭脳

先週の大隈塾で、私はビジネスマンの読むべき必読書を3冊紹介した。
いずれも過去にこのブログで紹介した本ばかりであるが、西堀栄三郎先生の「創造力」、ジョエル・バーカーの「パラダイムの魔力」、そして二宮清純さんの「勝者の思考法」である。

それに関して、大隈塾の塾生(学生)がおもしろいことを教えてくれた。
アマゾンにはある消費者が過去に購入した本をもとにしてお薦めの本を画面やメールで教えてくれるお節介な仕組みがある。さらにある本を検索するとそれを検索した人は他にこの本を買っていますよと他人の読書の傾向まで教えてくれる。
どちらもコンピュータが顧客の購買履歴を検証して、次に買ったらいい本を自動的に薦めてくれる仕組みだ(専門用語でいうとリコメンデーションエンジンというソフトウエアになる)。

これに関して、彼が上の本を検索してみておもしろいことが分かったというわけだ。
上記の3冊のいずれかをアマゾンで検索すると、残りの2冊の本がお薦め本として出てくるというのだ。私も実際にやってみた。例えば「創造力」を検索すると見事に「パラダイムの魔力」と「勝者の思考法」がお薦めとして出てくる。しかも創造力の本を検索した人はそれぞれの本をかなりの比率(私が見たときには22%ずつ)で購入しているという。かなりの比率だ。
パラダイムの魔力や勝者の思考法を検索しても相手方の本がお薦めとして紹介される。ただし、創造力は絶版になっていることもあってお薦めされない。
要するに講義で私の話を聞いた学生がみんなアマゾンで検索をかけた結果、従来はそんなに強い関係がなかったこの3冊がアマゾンのコンピュータの中で関連づけられてしまったというわけだ。

このブログを読んだ皆さんが同様にアマゾンを検索してみたときにこの関連づけがさらに強化されるのか、あるいはこれは変だということで解除されるのか興味津々である。私の勘(仮説)は前者だ。

それにしてもアマゾンのリコメンデーションにこんなに影響を与えてしまう私は気をつけなくては(といっても何に気をつけたらよいのか分からないが・・・)。

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2009年1月20日 (火)

新聞はどこに行く?

私のゼミ生から教えてもらったのであるが、産経新聞が先月よりiPhoneとiPod touchを対象に紙面を全部タダで提供し始めている。

産経新聞iPhone版

私も早速使ってみた。ダウンロードに少し時間は掛かるものの、紙面は鮮明だ。もちろん、iPhoneの画面は新聞紙全面に比べて比較にならないくらい小さいので、拡大しないと全く読めない。しかし、iPodやiPhoneを触ったことがある人は知っての通り、画面の拡大・縮小・ページの移動はお手の物であり、全くストレスなく記事の移動や紙面の移動が出来る。
記事も毎朝5時に更新されるという最新版を読むことが可能で、これまた下手をすれば紙面より新しい記事が読めるわけだ。これがすべて無料なのだから驚く。iPodtouchの場合は、無線LANが使える環境にあれば、iPhoneよりよほど高速でストレスなくダウンロードできる。しかも通信料もかからない。

実際に使ってみると、画面が小さすぎるので、つい拡大すると今度は記事の全体を一度に見ることが出来ず、一つの記事すら移動しながら見なくてはならないのが不便で、私は日常的に使う気はしない。一方で、ゼミ生に聞いたところ、それは全く苦にならないという。携帯の画面でものを見る彼らから見れば、何の不自由もないのだろう。もちろん老眼もないし。

産経新聞がこれによって何を成し遂げようとしているのかは不明だが、パンドラの箱を開けてしまったことは間違いない。アメリカでは、既に紙の新聞は死んだとも言われるくらい、急速に部数が減っており、大手新聞社の身売りも日常茶飯事だ。

日本では新聞はまだまだ販売収入が主要な収入源で、広告収入は従という位置づけだが、アメリカでは逆だ。日本もアメリカ型になるのであろうか、その場合のビジネスモデルはまだ見えてこない、ネットの広告収入だけでは、とても新聞社のコストをまかないきれないからだ。

個人的には、好きなところを斜め読みも出来れば、じっくりも読める紙の新聞が大好きだし、宅配という便利な仕組みも生き残って欲しいのだが、日本の新聞はいったいどこに向かうのだろう。

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2009年1月19日 (月)

やる気のスイッチ

先週の大隈塾のゲストスピーカーは品川女子学院校長の漆紫穂子さんだった。

漆さんは親が経営していた女子中高が存続の危機にあるのを見かねて、教員として赴任し、その後経営者兼任となって、同校の改革を成し遂げた立役者である。
彼女の学校改革については昨年11月にカンブリア宮殿で大々的に取り上げられたので知っている方も多いのではないかと思う。

あるいは日経ビジネスオンラインで連載をされていたので、そちらをご覧になった方も多いと思います。

日経ビジネスオンライン

漆さんの話を聞くと、学校改革と企業改革には何の違いもないのだと言うことがよく分かる。

Urushi001

たくさんヒントをもらったが、全部はとても紹介しきれないので一部だけ紹介しよう。

改革が成し遂げられるかそうでないかははじめの一人がいるかどうかだと言い切る。
100校くらいから、改革の参考にと言って自分の学校を見学に来たが実際に実行して変わった学校はわずかしかないとも言っていた。

改革に必要な答は、ほとんど組織の中にある。それに気がつくかどうかだ。外部から持ってきた答はうまくいかない。

Urushi002_2

人が動かない理由は4つ
①(やり方を)知らない
②責任取りたくない
③面倒くさい
④リーダーが嫌い

人にはやる気のスイッチがオンになるものとオフになるものがあって、オンにならないものはいくら強制してもうまくいかない。
それぞれの人のオンになることを見つけてやって、スイッチが入るようにしてやることが大事、そのためには相手をよく観察するそうだ。
例えば教師がスイッチはいることは、生徒が喜ぶことをすることだそうだ。なるほど。

Urushi003

イヤー、とてもためになりました。

ご本人のブログも紹介しておきます。
校長日記

大隈塾のことも書いてあります。

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2009年1月13日 (火)

ダイバーシティマネジメント

早稲田大学ビジネスクールが出している雑誌、早稲田ビジネススクールレビューをご存じだろうか?
ほとんどの人が知らないと思います。というのも年2冊しか発刊していない上に、限られた書店でしか販売されていないからです。

Wbs

一番新しい2009年1月号はこの間出たばかりです。ビジネススクールの同僚である山田英夫先生と編集委員を仰せつかりましたので、二人で企画を考えました。出した結論がダイバーシティマネジメントでした。
ダイバーシティマネジメントとは多様性のある人材を企業の中でどうやって活かしてしていくかという問題です。日本ではダイバーシティというとイコール女性活用ととらえられがちですが、それは間違いです。

多様性には女性に限らず、中高年、障害者、外人など幅広い属性の人を含みますし、さらに広げて考え見れば価値観や宗教観の違う人間をどのように統合して価値を高めていくかという問題にまで行き着きます。

今回はダイバーシティマネジメントの啓蒙を大きな目的として入門編的な位置づけとして特集を組みました。
巻頭論文は、ビジネススクールの同僚で、この分野では日本でも有数の学者である谷口真美先生にお願いしました。しかし学者の論文だけでは実務家の人々にアピールしないので、実務家としてはキヤノン中国の社長で海外ビジネス経験30年の小澤秀樹さんにインタビューを実施、中国での現地法人経営の難しさとコツを伺いました。また日本IBM前専務で現在はベネッセの副会長で同社の子会社である英会話のベルリッツ会長でもある内永ゆか子さんに、日本における女性活用の課題と道筋を伺いました。さらにワークアンドライフバランスの第一人者でもある小室淑恵さんとは山田先生が対談を行いました。(ちょっと鼻の下が長かった気がします・・・)
さらに人材活用のプロやコンサルタントの方々、具体的にはグローバルインパクトの船川さん、リクルートワークスの高津さん、ヘイ・コンサルティングの大高さんに論文を寄せてもらいました。それぞれ読み応えのある力作です。

自画自賛にはなりますが、ダイバーシティマネジメントの問題意識を深めていただくには格好の入門書となったのではないかと自負しております。
書店ではなかなか手に入りにくいかと思いますが、手に取ってみていただくと幸いです。もちろんアマゾンでも購入は可能です。

ちなみに今回の特集を組むに当たって私のBCGにおける経験やBCGの各国のパートナーとの話が刺激になったことが上げられます。LGBTなんて言葉を聞いたのもBCGのパートナーからでした。これが何を意味するかは各自に調べてもらうとして、BCGの社内ではこうした人材をどう活用していくかという議論が真剣に行われているのです。日本企業は何周遅れなんでしょう。

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2009年1月12日 (月)

電話機のビジネスモデル

引っ越しに伴い電話機を買い換えようと思って近所にあるY電機を訪れた。
以前にもシャープの電話機を使ったことがあり、かかってきた電話が誰からのものかを音声で知らせてくれる上に、着信履歴などが完備しており、今回もシャープにしようと決めて訪店した。

目指す電話機は親機以外に子機が2台ついているタイプのもので、下記のような価格で売られていた。子機1台なら13,800円、2台ついたものが21,800円だ。

Sharptelephone

結構安いなと思ったので、これにしようと店員にお願いした。うちでは家族も多いので、付属の子機以外に後2つ、合わせて4つの子機を必要とする。そこで後2つ子機を買い足したいのだがと言ったところから話が妙なことになっていった。

まず追加の子機はいくらかというと定価では1台19,950円だという。高いなと思って割引価格ではいくらかと尋ねると19,000円というではないか。ほとんど割引になっていない。これはまさに付属品で儲けるプリンタのビジネスモデルと一緒だ。2台子機を買ったら38,000円だ。合計で59,800円もかかる。これはいくら何でも高い。
子機2つついた親機が21,800円で1台しかついていないものが13,800円という事は、差額の8000円が子機の価格と言うことになる。これが子機だけ買うと一台19,000円だ。2倍以上である。

そこで誰もがひらめくだろうと同じ事を考えた。2台子機を買うより同じ電話機をもう一台買った方がはるかに安い。なぜなら子機2台ついて21,800円だからだ。合計で、43,600円ですむ。16,200円も得だ。

そこで店員に同じ物を2つ買って、親機を一台使わずに一つの親機につないで使いたいが可能かと尋ねると、自信満々に出来ませんという。以前、子機を後から買って増設をしたことがあるので、その経験から、子機を新しい親機に登録し直して使いたいというと、これまた自信満々にそれは出来ませんと言い切る。どうして出来ないのかと尋ねると、メーカーの方で出荷時にこの子機はこの親機と紐付けしてあるので出来ないのだと言い張る。いくら何でもそんなバカなこと思ったが、あまりに自信満々なので、メーカーに確認してから購入することにして、いったん家に帰った。

早速シャープのお客さま相談室に電話して効いてみると、やはり別の子機はもう一方の親機の増設用子機として使えるとのこと。ただし、登録し直す必要はある。これはたいした手間ではない。一安心。
それにしても、あそこまでかたくなに言い張るY電機の店員は何を考えているのだろう。もし店員が自分に自信があって間違いないとしても顧客心理を考えれば、メーカーに確認してみますくらいのことをした方が顧客満足は絶対上がるはずだ。ましてや今回のように顧客の方が正しいのに嘘を教えて、顧客が彼の言ったことを信じてほぼ定価で子機を買ってしまった人が後から真実に気がついたとしたら、その人はどう思うのかと言うことを考えないのであろうか。(このあたり、本題から少し脱線しています)

そもそも最近は固定電話を使っている人が減っている上に、ファックス機能のついたものを買う人が多いので電話機はあまり売れないのかも知れない。それにしてもなかなか良くできたメーカーの儲かるビジネスモデルだ。いったん電話機を買った後に、他の部屋にも子機を置きたいなと思うことは良くあるはずだ。ところが、その際別のメーカーの子機を買うわけにはいかない。互換性がないからだ。そこで、メーカーの方は子機の価格は自由に設定できる。他のメーカーに逃げる心配がないからだ。
プリンタの純正インクと全く同じ考え方だ。さらに、電話機本体は何種類も違うモデルがあるのに、子機の方は一つか二つしかない。量産効果でコストも安くつく。なかなか良くできていると思ったが、メーカーから見ると親機を持った高く売りたいのに、メーカー館の競争が激しいので否応なしに価格競争に巻き込まれているだけかも知れない。

さあ、買い直しに行くかな?それとも験が悪いからやめるかな?

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2009年1月10日 (土)

居酒屋の店長

昨日、早稲田の学生を連れて(連れられて?)、高田馬場の居酒屋「笑笑(わらわら)」に行った。そこで驚いた話を一つ。

用事があって、店員さんに頼み事をすると店長に相談しますと一言、そこへ現れたのは明らかに外人。興味があったので、店長さんと話をしてみると、バングラデシュから来ているそうで、日本語もぺらぺら、しっかりした店長さんでした。店員はもちろん日本人。
店長が日本人で、外人が店員や裏方で働いている店は日常茶飯事ですが、逆は初めてだったので、ちょっとびっくり。

これからの日本企業のあり方やグローバルマネジメントを象徴しているような、良いことだと思いました。先日編集委員をやったWBS(早稲田ビジネススクール)レビューのダイバーシティマネジメントそのものです。

マクロで見ると日本人の雇用機会が奪われる云々の話があるかも知れませんが、ミクロの企業ベースで見ると良い企業だなと思いました。

ちなみに笑笑というのはモンテローザグループの一業態で、そのモンテローザグループと言えば先日、派遣を切られた社員をまとめて500名、正社員として採用すると発表した企業でした。若干スタンドプレイ的で心配な気がしますが、世の中的には雇用に貢献している企業なようです。

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2009年1月 9日 (金)

お礼

昨年11月の新書「スパークする思考」発売に当たっては大変多くの方にアマゾンで購入していただき、お陰様でアマゾンの新書ランキングでは常に上位を占めるところまで言っております。
ちなみに先ほど見たところでは総合では400番台ですが、角川の新書としては1位、あるいは経営学・キャリア・MBA部門のロジカルシンキングでも1位と、ビジネス書としては極めて高い位置をキープしています。
アマゾン「スパークする思考」
これもひとえに皆様のおかげと思い、改めて感謝申し上げます。

今回のスパークする思考は、仮説思考同様に30代のビジネスパーソンをメインターゲットに設定して書いたのですが、若い学生さんから企業のトップの方まで幅広く支持を戴き、大変うれしく思います。特に、企業の役員あるいは社長から大変ありがたいお礼の言葉や手紙をたくさん戴き、身に余る光栄です。中には一人で何十冊も買っていただいて会社で配っていただいたり、あるいは知人にお配りいただいたりと、ありがたい限りです。

今年はさらに後2冊ほど本を出したいと思っていますので、ご期待ください。1冊はこれまでのコンサルティング人生で学んできた思考法の第3弾(仮説思考、スパーする思考に続く)ですし、もう一冊は純粋な戦略本です。

余談:右脳発想のいい加減な思考方法が、なぜかアマゾンではロジカルシンキングに分類されてしまうところに、謎があるというか、私のタイトルのネーミングが悪かったのかなと反省しております。

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2009年1月 5日 (月)

最近のお気に入り

iPhoneはiPodとしても使えることは皆さんご承知だと思うが、そのiPod用のスピーカーでしゃれたものを購入した。JBLのjbl on stationⅢpという卓上用の小型スピーカーである。これが小さいのに音がいい。電池でも使えるため持ち運びようとして開発されたようだが、私のようにそう滅多に音楽を聴かない人間には書斎用の常設スピーカーとしてピッタリである。

Jbl

直径20cmたらずのコンパクトなサイズながら、いい音が出る。特に低音がこんな小さなスピーカーからしっかり出てくるとは驚きだ。でも音楽に私よりうるさい娘に言わせるとこんなもんだと一蹴されてしまった。

目下の悩みはiPhoneのスケジューラーをオフィスのPCと連動している関係で、会社のPCに入っている音楽しかiTunesに入っておらず、肝心の自宅の音楽ライブラリーが聞けないことだ。ちなみにオフィスのiTunesに入っている曲は2曲だけだ。
iPodに詳しい方からは音楽を手動でシンクロさせると複数のPCの曲が入るよとアドバイスされそうだが、それはもちろんやってみた。一時的にはうまくいくのだが、オフィスのシンクロで必ずバッグで、iPhoneのリセットになってしまうので、ついに諦めた。

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2009年1月 4日 (日)

ゼミ合宿

先月末に学部のゼミ合宿が山中湖で行われた。
来年4月から新しく加わる新3年生の歓迎合宿である。

既に2年生を対象としたプレゼミを行っているので、2年生同士はある程度知り合いになっているが、3年生・4年生とはこれからである。特に新4年生になる3年生とは1年間ゼミを一緒にやっていく中になるので、その親睦を図るための合宿である。

今年はテーマパークに行きたいと言うことだったので、宿泊先を山中湖にして、1日目は3年生のプレゼンテーションと親睦会、2日目は富士急ハイランドでの親睦を図るという趣向であった。

幸いにして、1日目・2日目とも天気に恵まれ良い合宿になったと思う。

Yamanakako001
山中湖畔より撮影

初日の懇親会では、クイズやゲームなどいろいろな趣向があったが、その中で3年生の増長君が空手による板割りを披露してくれた。その時の写真である。我ながら、素晴らしいタイミングでシャッターを押したものだ。

Yamanakako002

新年は1月8日から新しいゼミが行われる。ビジネススクールの山田先生がゲストスピーカーとしてやってきて、彼の十八番の「逆転の競争戦略」をレクチャーしてくれる予定だ。

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2009年1月 2日 (金)

年の初めに

今日は新しい年の始まりでとても良い天気であったが、スタートはいつもの年と同じく、兄弟で実家の母の所に集まることから始まった。
恒例のイベントであるが、これも母が元気だからできることで、ありがたいことだと感謝している。

さて、元旦といえばサッカーの天皇杯決勝が行われ、ガンバ大阪が柏レイソルを破って優勝した。この試合、ガンバがなかなか試合巧者ぶりを発揮して、見応えがあった。
サッカー好きの方はみんな知っていると思うが、ガンバは先日のクラブ選手権(通称トヨタカップ)でアジア代表として出場し、準決勝でヨーロッパ代表のマンチェスターユナイテッド相手に、破れはしたものの5対3と大健闘した。その影響で12月はJリーグの試合に加えて、クラブ選手権、天皇杯と信じられない数の試合をこなしている。天皇杯も直近で準々決勝、準決勝と戦ったばかりで、明らかに柏より疲れているはずだった。
実際2008年度はJリーグの試合と平行して、アジアの王者をめざすアジアチャンピオンズリーグを戦い、試合数が一年で60試合を超えるというハードスケジュールをこなしてきている。そのため、今日の試合もスタミナ切れを心配されていたが、スタミナが先に切れたのは柏レイソルの方だった。
地力で劣ると見られて柏が試合早々から積極的に攻めるのを何とかしのぎきったガンバは、ゆったりとしてペースで試合を作っていき、自分たちの体力を温存したのだった。
そして、試合が延長戦にはいると交代選手枠を有効に使い切り、1点を挙げて、そのまま逃げ切った。まさにヨーロッパの強豪チームやイタリア代表が得意とするパターンである。こうした体力的に苦しい試合でも、そう見せずにしのぎきるところが王者の風格と呼べるのではないかと感じた。
私の私生活(仕事を含む)もそうありたいものだ。

残念ながら、私の応援する清水エスパルスは12月24日の準々決勝でFC東京に敗れて姿を消してしまっている。この試合で今シーズンのすべてのゲームを終了してしまっているが、昨シーズンはJリーグが前半で遅れたものの最終順位は5位、ナビスコカップは決勝戦までいったものの大分トリニータに敗れて準優勝。天皇杯はベストエイト止まりと、そこそこいいところまでいくのだが、結局はタイトルに縁のない1年だった。
今年こそは頑張って、最低一つのタイトルは取って欲しいものだ。

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