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2008年7月

2008年7月31日 (木)

早稲田ビジネススクールの入試説明会

以前にもこのブログで紹介しましたが、早稲田ビジネススクールの入試説明会が今週土曜日(8月2日)に早稲田キャンパスで行われます。
今年から、昼間主体の全日制と夜間主体のビジネススクールの両方が一つの説明会になりました。全日制の方は模擬授業も行われます。

残念ながらボストン出張中の私はこの説明会には参加できませんが、せっかく来ていただく方のために手は打ってあります。まず、同じ戦略系のモジュールを担当する根来教授に私の「競争戦略」モジュールを合わせて説明していただくことになっています。
さらに競争戦略モジュール(通称内田ゼミ)の雰囲気をつかんでもらうためにゼミ生が二人参加して、実際にゼミがどんな様子かを話してもらうことになっています。
と言うことで、内田がいないと言うことで説明会をすっぽかしたりしないで、是非参加してください。

このブログを見て興味を持った方は、下記のサイトを訪れてみてください。詳細が載っています。
http://www.waseda.jp/gradcom/news/080802_MBAsetumeikai.html
ただし、残念ながら夜間のビジネススクールの分は定員に達して締め切られてしまったようです。

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2008年7月30日 (水)

HBS便り

クラスの感じはこんなです。

Hbsclass

これはエグゼクティブコース用の教室(専用のもの)なので立派なのかと思ったら、今日見学したMBA用の教室もほぼ同じで立派でした。
詳しい解説は後日にします。

クイズ:菅野寛さんが移っているのが分かりますか?(内輪ネタですみません)

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2008年7月28日 (月)

HBS初日

ハーバードに到着しました。日曜日から早速、授業の開始です。世界中から、主にビジネススクールの講師ばかり70人も集まっているので壮観です。ただし、アメリカのコースは別にあるらしく?、アメリカのビジネススクールからは誰も来ていません。これは少し残念です。と言うのも、最近のアメリカのビジネス界で何が話題になっているかを知ってみたかったからです。このあたりは、時間を見つけて、先生たちに聞いてみましょう。

クラスでは私はもちろん年上の方ですが、もっと年寄り(たぶん)もいて、少し安心しました。女性とインドからの参加者が多いのが印象的です。

来る前にも飛行機の中でケースばかり読んでいましたが、今日の講義が終わってからもケースをたくさん読まされています。学生ではないのだから、この辺は加減をすれば良いのに思っているのは私くらいでしょうか?

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2008年7月26日 (土)

HBS

今日からボストン出張です。ハーバードビジネススクール(HBS)で、教師のために「ケースメソッドをどう教えたらよいのか」を指導してくれるクラスが1週間にわたってあり、それに早稲田大学ビジネススクールから派遣してもらえることになりました。ラッキーです。

というのも私は10年近く、いろいろなビジネススクールで教えていますが、きちんと指導法を習ったわけではなく、自分が慶應のビジネススクールで習ったものや他の先生の指導法を参考に独学で身につけたやり方でやっているからです。幸い、どこのビジネススクールでも学生からは高い評価を受けてきましたが、私自身はまだまだ満足していません。ということで本場HBSでケースのやり方を学べるの願ってもないことだと思っています。

しばらく英語漬けになるためブログの更新が滞ると思いますが、ご容赦ください。

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2008年7月25日 (金)

SPYSEE

私の友人の東大教授松島克守先生が支援している大学ベンチャーでオーマという会社がある。出来てからまだ半年程度の新しい会社である。私も応援している。

そのオーマが先週からユニークなサイトで新しいサービスを開始した。SPYSEE(スパイシー)という。
人と人がどうつながっているかをネット上で調べてきて、相関図で教えてくれるサービスである。口で言ってもサービスイメージが湧かないと思うので、下記のサイトを見てみて欲しい。

http://spysee.jp/

芸能人の相関図というのは女性週刊誌などで昔はやっていた気がするが、ビジネスマンや一般人でこうしたものはあまり見たことがない。しかもそれを図示するだけでなく、どんな分野の人との関係が深いのかまで出してくれる。
何の役に立つのかとか、どうやって稼ぐのかとかいろいろ疑問もあると思うが、とにかくおもしろいと思うので、使ってみてください。

私も友人の亀山千広さんや岩田彰一郎さんを調べてみたら、彼らがどんな人と付き合いが深いのかの相手先の職業や企業まで分析してくれるのには驚いた。

思わず、早稲田にリーダーシップ論のゲストで来てくれた経営者やリーダーたちを調べたらどんなだろうと思ってしまった。

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2008年7月24日 (木)

男の死に様

北方謙三の『水滸伝』全19巻を読み終わった。イヤーおもしろかったな、でもちょっと切なくなる小説だった。

以前このコラムで紹介した同じ北方謙三の『楊家将』が男の生き様を扱った小説だとすれば、宋の国で革命を成功させるという志を持ちながらも夢破れて散っていく梁山泊の男たち108人を描いたこの小説は漢(こう書いて“おとこ”と読ませている)は如何に死ぬべきかを語りかけてくる。

中で好きな人物を上げろと言われればやっぱり林沖かな?
なんか自分にないものを持っているし、男らしいし・・・。

リーダーで一番難しいと言われるの自分の引き際だという話を思い浮かべながら、この小説を読んでみると、みんなやけに格好良く散っている。それに比べて、格好良く生きたいと思い続けていつまでも悪あがきしている私は世俗的なのかな?

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2008年7月23日 (水)

振り込み詐欺の被害?

今日銀行に振り込みに行ったらトラブルに遭遇した。

子供が夏の間、アメリカに語学留学することになり、その費用の振り込みに行ったときの話である。
語学留学を斡旋した業者にその費用を振り込もうとしたのであるが、振り込み用紙が指定で、これを使えと書いてある。そこで窓口に行って、振り込もうとしたのであるがこれが出来ない。
と言うのも、振り込み人が子供の名義になっており、私は本人でないのでダメだというのだ。子供が身分証明書を持参して自分で来ないといけないという。

私から見れば、子供が銀行の窓口に現れて何十万円かの現金を振り込む方がよほど怪しいと思うが銀行の感覚ではそうではないようだ。
子供の教育費用(語学留学が真の教育かどうかは議論はあると思うが)を親が払うことが出来ないというのも変な話だ。仮に子供が小学生だった場合はどうしろと銀行は言うのであろうか。その場合は、業者も振り込み人を本人ではなく親にするので却って問題はないのかと思うが・・・。

こうしたばかげたことがなぜ起こるかと言えば、すべて振り込み詐欺の被害から消費者を守ろうという話しから来ている。塩川元財務大臣が銀行窓口で振り込もうとしたら、子供と一緒に来いと言われたという話も根は一緒である。
いったんルールを決めると融通が利かないのも銀行の特徴というか、消費者本位とはほど遠い体質の現れであろう。

一方で、ATMを使えば私の口座から引き出して振り込む場合でも、子供名義でも簡単に振り込みができる。これでは窓口でいくら規制しても無意味だと思うがなぜか窓口の方が融通が利かない。

この話の顛末を知りたい方もいるかも知れないので、どうしたかと言えば子供名義の銀行口座がたまたまその銀行にあったので、それをもって子供の身分証明としてもらってようやく振り込むことが出来た。
今日が締め切りだったので間に合って良かったというか、イヤー、時間を食って大変でした。

と言うことで、振り込み詐欺の間接被害にあった話でした。

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2008年7月22日 (火)

ソニーの宿命

少し前の日経新聞コラム「大機小機」におもしろい記事が載っていた。

冒頭に『日本企業の中でソニーほど「らしさ」を求められ、宿命づけられている企業は水らしい』と書かれている。全く同感である。ソニーが当たり前の製品を出して利益を上げたとしても、誰も拍手喝采しないだろう。かつてのウォークマンやCDのような商品を出して初めて、みんながさすがソニーだという。今で言えばiPodのような商品がなぜソニーからでなかったのかというのが良く話題になるのと同じである。

ところが、そのソニーが画期的な商品ばかり狙って、研究開発に力を入れ、マーケティングを頑張ったとしても利益が出なかったり、成長しなかったりすると、これはこれで株式市場から叩かれる。
要するに革新的な製品を出し続け、しかも世間以上の利益を上げろと両方が期待されているわけである。

ソニーの経営者から見れば、一体どっちをやればいいのだと言うことになってしまう。
個人的にソニーには、多少利益が出ないことはあっても常に革新的な製品・サービスあるいは生活提案をしてもらいたいと思っている。


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2008年7月17日 (木)

WBS説明会

今年も早稲田大学ビジネススクールの説明会のシーズンがやってきました。再来週の土曜日8月2日に開催です。
http://www.waseda.jp/gradcom/news/080802_MBAsetumeikai.html
先日もこのブログで紹介したように、私は来年度も競争戦略のモジュール(分かりやすく言えばゼミです)を開設します。

ということで、皆さんに説明会でお会いしましょうと言いたいところなのですが、あいにく海外出張で説明会には出られません。と言っても私のモジュールを希望する方あるいはすくし詳しく知りたいという方もいらっしゃると思いますので、同僚の先生に私のモジュールの説明をお願いしております。是非来てください。

早稲田大学ビジネススクールには全日制のMBAコースと私が主に担当している夜間のMBAコースの2つがありますが、今年から両方をいっぺんに知ることが出来る説明会になりました。昼夜それぞれ pros & cons (メリット、デメリットのこと)がありますので、両方の話を聞いてみるのも良いかも知れません。
西山先生の財務の模擬講義がありますので、それだけでも聞く価値がありそうですね。もちろん例年と同じように各モジュールの個別説明会もあります。

夜間のMBAプログラムの詳細については下記のURLをご覧ください。
http://www.waseda.jp/gradcom/pro/index.html

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小川ゼミ来訪

神戸大学経営学部の小川進教授のゼミ生が私のところを訪問してくれた。東京への企業訪問スタディの途中ということであったが、ゼミで現在検討中のプロジェクトのプレゼンテーションを見せてくれた。ビジネスプランの中身は学部生としてはとても良くできていた。厳しいコメントが欲しいと言うことであったので、ビジネスプランそのものよりはプレゼンテーションについて辛口のコメントをしたが、よく勉強してビジネスを考えているなという印象だった。

Photo

通常のゼミの日ではなかったので、内田ゼミ生の参加は数名だったが、彼らにも良い刺激になったのではないかと思う。

内田ゼミも時々は他流試合が必要だなと感じた一日だった。

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2008年7月14日 (月)

タイミング

iPhoneを手に入れました。
仕事用はドコモのままですが、仕事では使っていない、大学の学生とのコミュニケーション用の携帯電話の方です。

Iphone001

Iphone002

左がiPodTouchで、右が手に入れたばかりのiPhoneです。
大きさはほぼ同じですが、厚みがまるで違います。iPhoneはiPodTouchと比べてしまうととても厚いですが、通常の折りたたみ携帯よりはだいぶ薄いです。

まだ、電話帳やメールアドレスが移管できていなくて、使いこなすには至ってませんが、とりあえずクールです。なぜか他の携帯のメモリーは全く移すことができないのです。これは予定外でした。
古いアドレス帳はいったんPCに移してから、iPhoneに移すことになりそうです。

既にiPodTouchを使っているので、ゆくゆくはそちらのデータを移して一本化する予定です。そちらの方もデータやライブラリーの移行はできないと言われました。
どちらも裏技はありそうですので、これから探してみますが、結構不便だなと思いました。

実は、iPhoneの話をする前に、iPodTouchの話をしたかったのですが、そちらをアップする前にiPhoneの発売日(7/11)が来てしまい、やむを得ずiPhoneの話をアップしました。これから、使い勝手などをレポートする予定です。
何でiPodTouchの話をしたかったかは後日、お話しします。

物事には順番もあるけれど、タイミングというものもあります。仕事でもそうです。ある仕事の方が優先順位が高いのに、緊急性を要する仕事に駆逐されてしまうことは良くありますよね。

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2008年7月11日 (金)

私の師匠

イヤー、今週は仕事がテンパってしまって、ブログの更新が全くできませんでした。こんなことはここ1年半で初めてです。書きたいことは山ほどあるのに、その時間が作れないなんて、まだまだ未熟者だなと実感しました。

さて、今週の大隈塾のゲストスピーカーはドリームインキュベータ会長で、元BCG日本法人のトップだった堀紘一さんです。田原さんと堀さんは大変仲が良く、その関係で大隈塾にも来てくれたのだが、堀さんと私の関係はもっと古い。と言うのも、私もBCGに誘ってくれたのが堀さんだったのだ。初めて会ったのが、1984年だから20年以上の付き合いになる。
そうして、BCG入社後も数多くのプロジェクトを一緒にやり、コンサルタントしての基本を教えてくれたのが堀さんだ。

堀さんは、テレビなどにも良く出ているので、知っている人も多いと思うが、とにかく話がうまい。その堀さんが、いつもの熱い口調で、リーダーについて語ってくれた。堀さんに寄れば、リーダーとりわけ受講生のような若いリーダーにとって一番大事なことは「夢」と「挑戦」だと語っていた。
さらに、講演が終わった後の質疑応答も、田原さんとの掛け合いを含めて極めて熱の入ったものだった。

今年63歳になったそうだが、歳を全く感じさせない若々しい講演だった。

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2008年7月 5日 (土)

ロジックジャンプ

最近読んだ本にリクルートのフリーペーパーであるホットペッパーの誕生物語を描いた“Hot Peper ミラクルストーリー”がある。
フリーペーパーのビジネスモデルに興味があって読んだのであるが、読み物として結構おもしろいし、リーダーシップの勉強にもなった。

その一節にロジックジャンプを信じるというのがある。
ホットペッパーの営業マンは、毎日新規の飛び込み営業をするそうだが、一つの店に複数の営業マンが訪れてしまうことがたびたびあるそうだ。これ自体、営業の教科書から言うと問題だということになるかも知れないが、言いたいことはこのことではない。
飛び込み営業の常として、最初の内は、「じゃまだ」とか「用はない」とか追い返されるのだが、何度も通ううちに、「大変だね」とか、「頑張るね」とか、「お茶でも飲んでいったら」と声をかけてもらうようになる。これもよくある話しだ。

そこへ、全く新しい別の営業マンが飛び込みで訪問すると、店主が「うちの担当は○○さんだよ」と言い出す瞬間があるそうだ。まだ取引もしていないのに担当になっている。
要するに、心理的なつながりが生まれることで、理屈を超えた言葉が発せられる。この瞬間を「ロジックジャンプ」と呼ぶそうだ。

すごくよく分かる。
というのも、私もコンサルタント時代にずいぶん新規顧客開拓に精を出したが、顧客になっていない社長さんが、他のコンサルタント会社の人に、うちがコンサルティングを頼むとしたら内田さんに決めてるからという言葉を聞いて、うれしく思ったことが何度もあったからだ。

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2008年7月 2日 (水)

リーダーのあるべき姿

今回の大隈塾「リーダーシップ論」のゲストはキヤノン会長で日本経団連会長でもある御手洗冨士男氏だった。
テーマもそのものずばり、「リーダーのあるべき姿」で受講生には学ぶことが多かったのではないかと思う。
それにしても毎回これだけのゲストに来てもらって、リーダーとは何かを学ぶことの出来る学生たちは幸せだなと思う。

御手洗氏によると、リーダーに求められる条件は3つあるという。
①自分で経営目標を立てること
これを間違えると国も企業も滅びるからだそうだ。
②自分の考えを明確にする&責任のあり方をはっきりさせる
これはセットだそうだ。同感である。
自分の考えをはっきりさせるためには、繰り返しコミュニケーションすることが大事と述べていたが、これは多くの経営者が伝えるところと同じである。
③決断力
これも異論はないと思うが、新しいことを始める決断は難しくないが、何かから撤退する決断が難しいと述べていたのが印象に残っている。

個人的に一番気に入った言葉は「経営は合理的であるべき、しかし一様ではない」という言葉で、やたらアメリカのやり方をそのままグローバルスタンダードして当てはめている最近の風潮に警鐘を鳴らしたのではないかと受け取った。
御手洗氏によると、何が合理的かは時代や国によって異なるので、すべてに同じルール・基準を当てはめるのは実は合理的でないということになる。

クラスの学生からの質問の質がいつになく高かったのは、学生が進歩しているのか、御手洗さんだから張り切ったのか、それとも私の気のせいか?

過去の講義風景は下記の大隈塾「リーダーシップ論」URLを参照ください。
http://www.w-int.jp/education/okumajuku/info.html

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