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2008年4月

2008年4月30日 (水)

エディタの利点

皆さんはパソコンで文章を書くときにワープロ(もっと具体的に言えばマイクロソフトワード)を使っていると思います。私は使いません。

先日紹介した、エディタというソフトを使っています。エディタというのは元々コンピュータのプログラムを書くために開発されたソフトウエアなのですが、とにかく軽快で、文章がどんどん書けるのです。
実はエディタにもいろいろあるのですが、現在は「秀丸」(ひでまると読みます)というソフトを使っています。以前はVZ-EDITOR(WZ-EDITOR)を使っていたのですが、バージョンアップの度にお金が必要になるのと、簡易印刷時の文字の大きさなどの自由度が少ないために現在は秀丸を使っています。
ちなみにこの秀丸は斉藤さんという人が個人で開発したソフトです。個人でマイクロソフトワードに対抗してしまうのだから、すごい人です。

なぜエディだを使うかと言えば、昔からの癖というか習慣です。
というのも、昔はPCの性能が十分でなく、ワープロソフトを使うと長文を書く上でいろいろ不便が多かったのです。例えば、長文のスクールのがとても遅いとか、1ページ以上のカット&ペーストをやろうとすると遅すぎて使い物にならないとか、段落単位で文章を移動させるのが不得手とか、検索や置き換えが遅すぎてイライラするとか、実に使いにくかったのです。
一方で、エディタを使えば上記の欠点が解消すると同時に、章立てを作って、章や節の単位で見やすくするなどもエディタは得意としていました。いわゆるアウトラインプロセッサとしての機能が優れていたのです。

ところが、今やPCの性能(CPU、メモリーなど)が上がって、ワープロソフトを使っても上に上げたようなことでイライラすることがなくなりました。
しかし、私の場合は未だにエディタを使って、とにかくどんどん入力します。そして、後から字句を修正したり、文章・段落を入れ替えたり、ある言葉を違う言葉にまとめて置き換えたりと、文章の完成までほぼこれ一本ですませます。そして、最後の段階で、必要ならワープロに移して行数の調整やフォントの大きさを修正して、相手に渡します。(少し難しく言うと、テキストファイル(.txt)からワードファイル(.doc)への変更です。)
ブログの場合は、この最後の作業が不要なので、原稿は最後までエディタのみで作成です(ワードファイルは受け付けない)。
慣れてしまうと、フォントの設定や書式の設定などの面倒な作業が不要なので、とにかく早く文章が書けます。

皆さんは文章書くとき、どうしているのでしょう。たぶんワードですよね。

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2008年4月28日 (月)

マインドマップ

最近はまっているツールがマインドマップである。
ここ2-3年、発想を豊かにするツールとして、雑誌やテレビで取り上げられていたので、知っている人も多いと思う。

Mindmap001_2

私もずいぶん前に本を買ったりして、興味はあったのですが、紙と色鉛筆あるいはサインペンを用意して書くのが面倒くさくて、何となくトライもせずに放ってありました。
しかし、最近になって講演のストーリー作りに使ってみて、これは使えると言うことに気がつきました。但し、私の場合は紙ではなく、PC版を使っています。本家のトニー・ブザンさんによれば実際に手を動かすことで脳が活性化されるとのことですが、私はPCでも十分実用的です。

実際にどう使うのかについては、もっと奥深いと思いますが、私は一つにはあるアイデアをふくらませたり、枝分かれしたりするときに使います。KJ法をカードでなく、ツリー上の線でやっていく感じです。また、関連あるトピックスを結びつけたり、かたまりにして見出しをつけたりするのにも便利です。さらに、いくつかのかたまりを入れ替えたり、大小関係を整理すると本の見出しのようなものが出来上がります。
アウトラインプロセッサを立体的にしたような感じです。

たとえば先日、コンサルタントのキャリアについて話をしたときは、以下のようなマインドマップを書きました。実際はもっと細かいものですが、一部記載できないものがあるので、幹の部分だけです。

Mindmap002

そういえば、昔マッキントッシュベースでacta(アクタ)というとても素晴らしいアウトラインプロセッサがあって、原稿を書いたり、講演のアウトラインを作るときに重宝していたのを思い出しました。ウィンドウズになってから、これをしのぐアウトラインプロセッサには出会っていません。結局、機能は不足ですが、いわゆるエディタを使っています。ワープロは最後の最後に形を整えるときにしか使っていません。

次回は、PCで使えるマインドマップについて紹介します。

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2008年4月25日 (金)

日本の消費者は世界一?

先日、早稲田大学とEUの共同プロジェクトでEUから来ているビジネスマンに日本のマーケティングを教えた話を書いたと思うが、その時にした話の一つが日本の消費者の質の高さである。

たとえば、P&Gでは、かつてグローバルで成功した商品をそのまま日本に持ってきて、結果としてうまくいかなかったことから、日本の消費者に支持された商品は世界で売れるという信念がある。要するに、これほど品質(含むサービス)にうるさい日本の消費者に受け入れられれば、世界中どこに行っても大丈夫だと考えているわけである。
こうしたことの結果、日本での製品開発に力を入れ、神戸に開発の拠点を設けたのは有名な話である。

先週号の日経ビジネスにも「世界で稼ぐ「和魂商才」」と言う特集で、日本コカコーラやP&Gでの取り組みが成功し、それが世界に展開されているという記事が載っていた。

私の担当した講義では、いくつかの具体的な商品や事例を取り上げて、日本の消費者が如何に細かいか、あるいは企業の側がそれに応えるためにどのような努力をしているかを紹介した。
下の写真は、芸術とも言える日本の商品包装である。

20080425eu

これは新宿の伊勢丹百貨店で、実際に買い物をしたときの事例であるが左は親戚の入学祝いと言って包んでもらった2千円程度のボールペンの包装であり、右は伊勢丹の地下(いわゆるデパ地下)で買ったせんべいの包装です。こちらは風呂敷になっているのでよく分かりませんが、中を空けると、紙製ですが3段重ねの重箱になっており、その中におかきが入っている仕掛けです。さらに、この店では2千円の買い物に1万円札を出すと、おつりはすべて新札を用意してあった。こうした話に、当然ながらヨーロッパに人たちは大いに驚いていました。

私自身は、そうした日本人の品質へのこだわりは行きすぎではないかと思う反面、自分が買い物をするときには賞味期限を気にしたり、雑誌や本が汚れていないかなど結構細かいところまで気にしているので人のことは言えないかな。

余談ながら、皆さん是非伊勢丹のデパ地下に一度は行かれることをお薦めします。すごいです

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2008年4月23日 (水)

HANDS

以前にも紹介したことがあるが、私は特定非営利法人HANDSのお手伝いをしている。
発展途上国の、母子衛生の向上という地味な活動を手がけるNPOだ。
まだまだ規模は小さいが、既にアフガニスタン、ブラジルのアマゾン、ケニアなどで実績を上げている。

そこの代表をやっているのが大阪大学の教授でもある中村先生だ。その中村先生、横田事務局長と一緒に民主党の岡田代議士を訪問してきた。岡田さんは、民主党のNGO議連の代表をやっているだけあって、日本のNGOの現状や課題について詳しかった。そのときの詳細については、HANDSのブログをご覧ください。
http://hands2006.blog46.fc2.com/

再びHANDSの話に戻るが、スタッフは本部に10人程度、海外の現場にそれぞれ数人ずつとまだまだ小所帯であるが、心意気は高い。たとえば事務局長の横田さん、安定していた前職をなげうって、かつ年収ダウンにもかかわらず、HANDSに加わってくれた志の人である。

しかし、世間に数多くあるNPOのご多分に漏れず、HANDSもいつも資金の悩みを抱えている。
もし、少しでも協力してあげようと思う方がいたら、ホームページをご覧になって、会員になる方法か、寄附をする方法を通じて是非お手伝いください。

しかし、知らぬ間にYouTubeのページまで作っていたのには驚いた。
NPOとYouTube、私の中では結びつきにくいが、若い人の間では当たり前の発想なのかも知れない。興味ある方は以下のページを是非ご覧ください。
http://jp.youtube.com/user/ngohands

頑張れHANDS!

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嶋口研究会

本日、2008年度の第1回嶋口研究会が行われた。
ゲストはセブン銀行の石田さんで、電子マネーの動向とセブンアンドアイのnanacoの戦略についてだった。

今日の本題は、この話ではなく嶋口研究会の幹事交代の話である。これまでの1年間(正確には昨年4月からの13ヶ月間)、早稲田ビジネススクールの内田ゼミ1期生のれん中と、学部の3年生(現4年生)が毎月の嶋口研究会を幹事&受付として支えてくれていた。
特に研究会幹事の城出さん(三井生命)には、大変な負担を強いてしまって、申し訳なかったと思ってます。改めてお礼申し上げます。
また、他の幹事の皆さんもお疲れ様でした。これからは一メンバーとして気楽に参加してください。

来月からは、社会人ゼミ生の2期生(12名もいるので心強いです)と学部の新3年生に手伝ってもらって運営していきたい思います。ここのところ、嶋口研究会の参加者が毎回数十名と大変な人気で、幹事も大変だと思いますが、逆にやりがいもあるのではと勝手に思っています。新幹事の方々、1年(or2年)の長丁場ですがよろしくお願いします。

ところで、最近ブログの更新がとぎれとぎれになっているのは、ネタ切れではなく、私の体力と時間切れが原因です。
というのも、教師3年目を迎えて余裕が出るはずなのに、新学期を迎えて講義やゼミに準備に忙殺され、全く余裕のない状態です。4月に講演や原稿の締め切りを入れすぎたのも敗因です。
5月には以前のペースに戻したいと思っています。

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2008年4月17日 (木)

竹中氏の語るリーダー像

昨日より、ビジネススクール(夜間)でリーダーシップに関する新しい講義がスタートした。
早稲田大学OBでジャーナリストの田原総一朗氏と私のコラボレーションによる将来のリーダー育成講座である。通称は大隈塾「リーダーシップ講座」である。早稲田大学特命教授でもある田原氏がこれまで数年にわたって、日本橋でやってきた講座を正規科目に発展させたものである。

毎回、各界のリーダーをゲストに呼んで、前半の講演&質疑応答(90分)を田原総一朗さんが担当し、後半の受講生同士のディスカッション(90分)を内田が担当するという構成だ。

ゲストは田原総一朗さんのネットワークから選ばれているだけあって、経団連会長の御手洗さん、伊藤忠の丹羽会長、ソニー前会長の出井氏、ローソンの新浪社長など錚錚たるメンバーが並んでいる。

一回目のゲストスピーカーは小泉政権を支えたブレーンの一人で&郵政改革の実行役の竹中平蔵氏だった。
話の具体的な内容は紹介できないが、郵政民営化の内輪話や小泉前首相のリーダーシップの発揮の仕方、竹中さんの考えるリーダーの条件など様々な角度の話が飛び出し、受講生もみんな聞き入っていた。

竹中さんの考える小泉さんのすばらしいところはいろいろあるようだが、話の中で一番印象に残ったのが「ボーリングで言うところのセンターピンを見つけて、それを倒すやり方が秀逸だ」という話で、なるほどなと思った。

直後の質疑応答では、それだけすばらしい小泉さんがなぜ後継者選びには失敗したのかなどの手厳しい質問も飛んでいた。竹中さんがなんて答えていたかは内緒である。

実はこの講座は早稲田大学の中でも珍しい講座で、従来よりビジネススクールに通っている在校生(MBA生)とこの科目のみを履修する企業派遣生が同じ講義を受けるのである。
その構成はおおよそ半々であるが、どちらも30歳から40歳前後の企業経験が豊富なビジネスマンばかりであることから、活発な議論が展開されるのではないかと楽しみにしている。

1年間の長丁場であるので、彼らの進化?を時々報告していく。

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2008年4月15日 (火)

ボケの始まり?

今日、といっても月曜日のことであるが、ちょっとショックな出来事があった。
大学の仕事で、読まなくてはいけない本があり、土曜日の日にわざわざ大学から持ち帰った。結構な厚さで、重い本だが、月曜日に病院に行くことになっており、待合室で読むのにちょうど良いからと思ったからだ。ここまでは相当計画的だった。

それが、今日朝出かかる段になって、カバンの中から、この本は重いから持って行くのは止めようとわざわざ取り出して、出かけてしまったのである。病院に着いてから、何か読む本はないかなとカバンを見て、何もないことに気づいたときの私の気持ちはなんと言ったらよいのかよく分からない。
敢えて言えば、悔しいかな。


皆さんもこんなことありますか?

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若者の車離れ

先日たまたま目を通した自動車専門誌「ベストカー」にちょっと気になる記事が載っていた。タイトルが「なぜ若者は車に興味を失ってしまったのか!?」という、刺激的なもので、中身は最近若者の車離れが進んでいてメーカーが困っているという話だ。
私のゼミ生や会社の若い連中と話していても感じることと合致する。

記事中に引用されていた、M1F1総研調査のデータによると、20歳から34歳までの男女を対象にした調査で、車を欲しいと思わない理由のトップ5位は
1位 今の生活では特に必要性を感じないから     74.1%
2位 車の維持費・税金が高いから        52.0%
3位 他の交通機関でことが足りているから    51.9%
4位 クルマ以外のものにお金をかけたいから    43.9%
5位 クルマ本体を買う金銭的余裕がないから     36.9%
出所:M1・F1総研発行 「若者の車離れに関する検証」
である。

でも昔だって、アンケートをすれば上の5つのうちの4位を除く、すべては当てはまっただろうなと思う。あまり説得されない。

一方で、記事の中にはテリー伊藤氏の「かつてクルマには魔法がかかっていた。乗っているだけで女の子にもてるという魔法だったが、その魔法が解けてしまったからだ・・・。」というコメントもあった。
これも嘘ではないが、すべてを説明するほどの力はないかな・・・。私自身、学生時代からクルマに乗っていて、それが理由でもてたという記憶はない(まあ、これは私の問題が大きいと思いますが)。

個人的には、環境問題の視点というのもあるだろうなとは思っている。クルマより、エコロジーに優れた電車やバスを利用しようという考えである。

さらに文中ではベストセラー「下流社会」著者の三浦展氏の言葉を引用しながら、「今の若者たちにクルマは洗剤やハンバーガーなどと同じコモディティにしか見えないだろう」、したがって、洗剤やハンバーガーに熱くなる若者がいないように、クルマに熱くなる若者がいないと結論づけている。

こうなると、正しい正しくないを通り越して、悲しくなる。
だって、私自身は車大好き人間で、クルマの雑誌を読んだり、人とクルマの話をするのが大好きだ。もちろん、いろいろなクルマに乗ってきたし、これからも乗ってみたい。

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2008年4月11日 (金)

最後の同窓会

我が母校千代田区立永田町小学校の創立100周年を記念した同窓会が行われた。ついでに同期会も行われたので初めて顔を出してみた。

Nagatacho

しかし、これが最後の同窓会である。別に私が出られなくなるという意味ではない。実は学校自体は15年前に廃校になっているのだ。理由は人口減少から来る生徒数激減である。そして、ついに建物も3年後に壊されてしまうそうだ。ということで、私が出た同窓会は最初で最後と言うことになってしまった。

いくつも特徴のある小学校だった。

まず、都心のど真ん中にある。
教室から撮った写真が下にあるが、道路を隔てた目の前が自由民主党本部である。今は議員宿舎に遮られて直接は見えないが、国会議事堂まで2-3分の距離である。校章はもちろん国会議事堂である。ちなみに中学の校章は恐れ多くも菊の紋章だった。

Nagatacho004

また、とにかく小さいというか狭い。校庭の写真を見て欲しい。一応トラックになっているが、全長は150メートルもないだろう。何しろ運動会の徒競走で、100mではなく50mを確保するのがやっとでゴールした後、勢いで校舎にぶつかってしまうので、体育館の入り口を開けておいて、そこに駆け込んでいくのである。
野球をやっても1塁と2塁の向こうにはライトもセンターもいなくて、外野に飛べばフェンス越え=場外ホームランという具合だった。3塁方向には外野がいた。

Nagatacho002

また、元々都心の千代田区の永田町や平河町にはそうたくさんの人は住んでいなかったので、当時で言うところの越境入学の生徒が多かった。要するに学区外から電車やバスで通ってくる友達が多かったと言うことである。私くらいの年齢の人は、番町(小学校)・麹町(中学校)・日比谷(高校)・東大という言葉があったのを知っているかも知れないが、永田町小からもたくさん麹町中学へ進学していた。たぶん、それが理由だ。

また、結構政治家や芸能人など有名人の子供も多かった。しかし、子供はそんなことはもちろん気にせず、偉い奴の子ともそうでないヤツの子とも平等に付き合っていたから、今から考えると良い時代だったのかも知れない。というより、親が偉いか有名かなんて、友達づきあいでは重要な要素ではないという当たり前のことだったのだろう。

後、今回初めて気がついたのであるが、校歌が短い。

Nagatachokouka_2 

またどうでも良い話であるが、実はBCGのオフィスは弁慶橋の袂にあり、以前私が使っていた部屋からは自分の実家(のあったところ、今はマンション)、通った中学、通った小学校がすべて見えていた。こんなことは珍しいのではないだろうか。
でも、実家がなくなり、小学校がなくなり、中学もいよいよ立て替えだそうだ。私が遊んだ(学んだ記憶はないが)場所がみんななくなってしまう。ちょっと寂しい。

上の校庭の写真で左端に写っている建物がBCGのオフィスの入っているビルである。

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2008年4月10日 (木)

仮説思考in上海フリーペーパー

以前、このブログでも紹介した中国人にもっと日本を知ってもらおうという主旨で上海地域で発行されている「Live!Tokyo」の最新号で私の仮説思考を取り上げていただいた。


Livetokyo3hyoshi

浅井さんという女性経営者が、持ち出し覚悟でやっている日本&中国応援のフリーペーパーである。是非成功してもらいたいと思っている。
皆さんも上海に行くことがあったら、現地で探してみてください。そして宣伝してきてください。あるいは中国人の友達に教えてあげてください。

ちなみに私のインタビュー記事はこんな感じで掲載されている。

Livetokyokasetsushiko

インタビュー記事の内容を読み取りたい方は、下記のファイルをダウンロードしてください。
「livetokyo.PDF」をダウンロード

内容は理解できないが、きっと良いインタビュー記事になっていることだろう。
中国のまだ見ぬ友人の崔さん、どうですか?
それとも、知らない方が幸せなのかな?

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2008年4月 8日 (火)

エスカレータの右と左

先日、大阪に行ったときに改めて感じたことが、東京と関西での習慣の違いである。

たとえば、東京では電車に乗るときにきちんと3列になって待っていて、降りる人が済んでから前の人から乗っていく。ところが大阪では、電車が来るまで整列するところは同じだが、乗るときが違う。電車を降りる人が降りきる前に乗ってしまう人が結構いる。却って、乗り降りの時間が遅くなるのではと思うが、これが関西流のせっかちなのだろう。

あるいは、エスカレータで急がない人が並ぶのは東京では左なのに、大阪ではなぜか右である。どちらも、その土地で慣れてしまえばどうって言うことはないが、久しぶりに関西に行ってエスカレーターに乗ったときなど、知らず知らずに東京流に左に立っていて、急いでいる人のじゃまをしている自分に気がつく。
同じ国でなぜこんな違いが生まれたのだろう。誰か知っている人いませんか?

だから、どうのということではないが、その土地土地のやり方があって、おもしろい。

そういえば、昔大阪で営業をやっているときに、お客さまに毎月の料金を振り込んでもらうときに、勝手に振り込み手数料を総額から引いて振り込まれてしまい、文句を言ったことがある。すると、本来こちらから集金に行くべきところを、お客の方が銀行まで行って振り込んでやっているのだから当然だろうと言われたの思い出した。もちろん、その分の料金は頂きませんでしたというか、もらえませんでした。

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2008年4月 7日 (月)

ETPプログラム

EU(European Union:欧州連合)の欧州委員会と早稲田大学がジョイントで行っているプログラムにETPがある。ETPとは "The Executive Training Programme" の略で、日本市場で活躍するビジネスマンを養成するためのプログラムで、EUがスポンサーで日本でのプログラム運営を早稲田大学商学研究科が担っている。

講義科目には、ビジネススクール的な科目も多く、私もマーケティングの科目を2回担当している。その一回目が先週の金曜日に行われた。日本独特のプロモーションについて、事例を交えて語ったのであるが、学生の反応もよく、喜んでくれたのではないかと思う。

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そのときの講義風景である。

また、各科目とも企業の一線で活躍しているビジネスマンをゲストとして呼んでいるが、私が講義をした後のコマに登場したゲストが前ソニーCEOで現在ソニー生命の会長である安藤国威氏であった。
安藤さんとは久しぶりの再会だったので、講演を拝聴し、その後学生との懇親会にも一緒させていただいた。

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安藤さんの話に聞き入る受講生たち

安藤さんは、動の出井さん(前ソニー会長)に対して、静のイメージがあるが、実際は陽気でお話上手な動の経営者である。
当日の話のポイントは、ソニーというは創業当時から世の中にないものを作り出していくというDNAがあった会社だと言うことを、井深大氏(ソニーの創業者で、早稲田大学OB)がしたためた設立趣意書を紹介しながら語っていた。ソニーは日本の他のエレクトロニクス企業と違って、最初から社名に電気(電機)をつけなかった話なども興味深かった。

また以前のソニーはキーコンポーネントを自作することで、製品差別化を図れたのが、デジタル時代にはそれが難しくなった話とか、ソニーにはイノベーターズジレンマの事例がたくさんあると言う話をしていた。
具体的には、プレイステーション、トリニトロン、ウォークマンなどを紹介していた。

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講義終了後に、安藤さんを囲んで受講生と記念写真

イノベーターズジレンマについては、2007年9月7日付の「PS3とイノベーターズジレンマ」を参照してください。これ以外にもいくつかの記事がありますので、興味のある方は右の欄にある「サイト内検索」のボックス内に「イノベーターズジレンマ」と入れて検索するといくつか出てきます。

安藤さんの講演が終わった後は、大学そばのレストランで懇親会があったが、安藤さんが欧州からの参加者の質問にいつまでも熱心に楽しそうに答えているのが印象的だった。

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EUからの参加者と歓談する安藤さん

Etp004
左側の人物がこのETPプログラム全体を仕切っている、早稲田大学商学研究科准教授の池上重輔さん

ETPの詳細について、興味がある方は下記のサイトをご覧ください。
http://www.etp.org/

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2008年4月 5日 (土)

社会人新ゼミ生

本日より、2008年度のMBAコースのゼミが始まった。
新しい内田ゼミ生は12名。1期生に比べて、倍増だ。賑やかなのはよいが、面倒を見るのが大変だ。

本日は、顔合わせを兼ねたキックオフだったので、各自に自己紹介をしてもらっただけだが、20代後半から40代半ばまで、また女性も2人いてバラエティに富んでいる。楽しいゼミになりそうだ。

以前のカリキュラムに比べて、2年間でとらなくてはいけない単位数が増えたりして、只でさえ大変な仕事をしながらのMBA修得はますます大変になっている。頑張って欲しいが、無理はしないようにしてください。

私の持論は、ビジネススクールで学ぶことの最大のメリットは、知識の習得ではなく、ネットワーク(人脈)の形成にあるだ。ということで、勉強もさることながら、同期生同士で、どんどん親交を深めて欲しいと思っている。
私も一所懸命指導するが、彼ら同士がどんどん切磋琢磨して欲しい。

1期生では、修士論文の指導に苦労したので、2期生は早めに輪読による論文の読み込みなどをやろうと思っている。私の指導も、相変わらずの試行錯誤で、二歩進んで一歩後退といった感じだ。
ご苦労さん、私の生徒たちというわけだ。



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2008年4月 3日 (木)

素敵な歳の取り方

昨日、NHKで歌手の竹内まりやの特集をやっていた。全部は見られなかったが、後半を見ることができた。本人も言っていたが、50歳を過ぎて歌を歌い続けられる幸せが身体全体からにじみ出ている素晴らしい映像だった。
松たか子やコブクロと共演したコンサートの映像では、松やコブクロがアーティストしての竹内まりやを心から尊敬しているのが現れていて、ほほえましいと思うと同時にそこまで敬われている竹内まりやがうらやましいと思った。
私が若い頃のアイドルだったけれど、今見ても大変きれいというか素敵な大人になっていました。

Denim

彼女は昨年、50歳になったのを記念してデニムというアルバムを出しているが、その中の「人生の扉」という曲が素晴らしい。曲も良いが、歌詞がすごく良い。

歌詞の一部を紹介すると、
I say it's fun to be 20
You say it's great to be 30
And they say it's lovely to be 40
But I feel it's nice to be 50
とこれが90まで続きます。
そして、
君のデニムの青が 褪せてゆくほど 味わい増すように
長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にでもあるさ
と続きます。

年配の方には是非聞いていただきたい。30代以下の人にはちょっと難しいかも知れませんが、40代の人でも十分理解できるのではないかと思います。

私も竹内まりやさんのように素敵な歳をとっていきたいと改めて思いました。

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2008年4月 2日 (水)

林琳と崔さん

早稲田のビジネススクールの卒業生の林琳(りんりん)からメールをもらいました。

『こんにちは。林 琳です。
上海に行ってきましたので、頂いた宿題のご報告をいたします。

「仮説思考」の中国語版の読んだ感想

私自身の翻訳経験で、翻訳しやすかった書籍の内容に対して、中国の読者のわからなさそうな言葉の注釈をつけるのに大変苦労しました。例えば、「失われた10年」とか「合宿」とか。
その視点で仮説思考の中国語版を読んで見ましたが、中国語版は非常に読み手を意識する注釈のつけ方となっており、「アサヒビール」「キリンビール」などまで注釈を入れておきました。中国語の訳も非常に自然だし、読み手にしてすらすらと読みやすい内容になっているかと思います。』

また、崔さんとも会って、親しく話をしてくれたようで、以下のような感想と写真を送ってくれました。

『私が顔あわせる前に崔さんが中国のビジネスの環境にいながらなぜ「仮説思考」に魅力を感じたかについて不思議で、聞いたところ、現在の仕事に仮説思考の考え方を使うことはあまりないとのことですが、「仮説思考」と大前さんの本を何冊同時に読んでいるうち、先生の本の実用性に気に入りしたようで、四川省に出張し、時間の余裕があった半年を利用して翻訳したとのことです。』

ということで、崔さん、本当にありがとうございました。

下の写真が崔さんと林さんです。

Linlin

リンリンは現在アメリカのボストンで、勉強中とのことです。頑張ってください。

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2008年4月 1日 (火)

Wii 対 フィットネスクラブ

ビジネスブレークスルーという有料放送で、時々テレビ番組の収録をしている。現在私が取り上げているテーマは「異業種格闘技」であり、その一回目の収録が本日行われた。その番組のキャスターをやってくれている岩崎さんが最近WiiFitに凝っているという。
ご承知のようにWiiFitは、任天堂のテレビゲームのWiiと一緒に使うフィットネスソフトである。一緒に体重計のような形をしたボードがついている。

彼女に寄れば、フィットネスクラブは長続きしないが、WiiFitなら家で簡単にできるので続けることができるという。しかもWiiFitには自分のBMI指数を計算してくれたり、いろいろな記録をつけたりできるので、励みになるそうだ。
さらにはトレーナーが、頑張れとかけ声をかけてくれたり、こうやれとか見本まで見せてくれるという。また、メニューも単なる体操から、ヨガ、筋トレまでいろいろあるようだ。
そうなるとちょっとしたスポーツクラブ、顔負けである。したがって、WiiFitはちまたに林立しているスポーツクラブやフィットネスクラブと異業種格闘技をしているという。なるほどなと思った。
話はさらに発展し、WiiFitを使うときにテレビ画面を見ながらやるために当然ながらテレビ放送は見ることができない。となると、テレビの強敵はWiiFitになるのではないかという話になった。

すなわちフィットネスクラブとWiiFitとテレビ放送が消費者の同じ時間を取り合う競争をやっていることになる。これは結構使えるネタかも知れない。

気になって、ブログ検索をしてみたら、WiiFitを使って、いろいろな記録をチェックしている人は山ほどいることがよく分かった。恐るべし、WiiFitである。

岩崎さんネタの提供ありがとうございます。

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