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2008年3月

2008年3月31日 (月)

内視鏡とセブンイレブン

先日の腸の病気の検査のため、今朝大学病院で大腸の内視鏡検査を受けた。幸いのことに、もう全く問題ないと言うことなので、仕事に完全復帰が出来ることになった。万歳!
でも、今回身にしみて学んだことが一つ、いつまでも若いつもりでスケジュールを入れまくると、必ず身体に無理が来る。いたわりながら、身体を使えというのが教訓だ。

それにしても、腸の内視鏡の検査は辛かった。出来ればもうやりたくないが、医者の友達や先輩たちは内田さんの歳なら定期的に受けておいた方がよいと忠告してくれる。
To be or not to be. ハムレットの心境だ(大げさと言われるのは承知です。でも、身体が弱いくせに病院が大嫌いなのです。)

さて、今日の本題は病院内で見かけたコンビニエンス・ストアです。
この間紹介した、駅ビルや駅ナカが便利になったと同じように、病院の売店も変わりつつあると言うことです。どう考えても、病院直営の売店より大手チェーンのCVSの方が、品揃えやサービスが充実してそうです。
また、病院の経営から考えても、自前で経営するよりはCVSに経営してもらった方がローコストにつきそうです。ロイヤリティ収入すなわち利益も多そうです。
この組み合わせは、顧客(患者)と病院の両方が得するWIN-WINだと思います。

Hospitalcvs

Hospitalcvs002

これが、ホテルにあるCVSの場合は微妙です。というのも本来ホテルは冷蔵庫においてある法外に高い飲み物を飲んでもらった方が儲かるはずです。また、売店にもお土産品を中心に利益率の高い商品を置いた方が儲かるし、売店で軽食を買って食事を済まされるより、ホテル内のレストランを利用してもらった方が遙かに儲かる構造です。
ところが、宿泊客もバカではないので、ホテルの外のCVSやスーパーに出かけて、そこで買った商品を持ち込むようになった。こうした状況を指をくわえて見ているしかなかったホテルも、背に腹は代えられない、すなわち外でCVSを使われるくらいなら、ホテルの中にCVSを作ってしまえということになったのだと推察される。こちらはゼロサムゲームである。

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2008年3月30日 (日)

CUBIC PLAZA

昨日、叔母の葬儀で静岡に行ってきました。
その帰りに26日にオープンしたばかりの新横浜駅の新しい駅ビルCUBICPLAZAを覗いてきました。
これまで、新横浜駅にはろくな商業施設がなかったのですが、一挙に都会がやってきた感じです。

19階建てのビルの中に、商業施設とホテルやオフィスビルが入っています。イメージで言えば、名古屋駅前のJRセントラルタワーズを2回りくらいサイズダウンした感じです。ちなみにJRセントラルタワーズには百貨店に高島屋、それ以外に東急ハンズなどが各店舗として入っています。また、ホテルはマリオットといずれも一流どころが並んでいます。
それに対して新横浜の方はショッピングモールは全83店あるそうですが、核店舗が百貨店ではなくBICカメラです。このあたりに時代を感じます。

Cubicplaza004_2

それ以外には高島屋のフードコートが3・4階に入っていて、結構食の有名ブランド店が軒を並べています。
昨日はオープン最初の週末と言うことでラッシュアワー並の人でした。

Cubicplaza005_3

また、5階以上にはおしゃれなブティックや小物を扱う店が並んでいますが、新丸ビルや東京ミッドタウンに比べてメジャーなブランドはあまり入っていません。というより、私が知らないだけで、若い人には有名なブランドなのかも知れません。その場合は、客層の違いと言うことになりますね。

Cubicplaza003_2

自宅が横浜なので、出張には新横浜を使うことが多く、これからは駅でショッピングをしたり、タウンウォッチングする楽しみが増えました。

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2008年3月28日 (金)

25%ルール

1ヶ月ほど前の日経ビジネスの有訓無訓というコーナーに富士重工前社長の竹中さんがおもしろいことを書いていた。

経験や実績があるベテランほど、なかなか成功の記憶や過去の発想から抜けきれないと竹中氏は主張する。これ自体は別に目新しい話ではありませんが、それを防ぐための竹中氏の25%ルールというのがなかなかユニークである。
具体的には部署が移動したり、仕事が変わったときに過去の蓄積の25%を捨ててしまえという方法です。
竹中氏によれば、何かを捨てなければ新しいことを吸収できないそうである。
たとえば新しい車を開発するとき、10%捨ててもあまり大きな変化はない。そうした小さな変化では、お客が気づいても飛びつかない。それが25%の差があれば、顧客も飛びつくし、競合にもすぐ追いつかれないと言うことだそうです。

経営コンサルタントを20年以上やっていて、その蓄積を100%保持したまま、大学教員の仕事にチャレンジしている私には耳の痛い話です。
大学教員として新しいものを出して行くには、25%捨てる。うーん、「言うは易く行うは難し」だな。

竹中さんはお会いすると学者のような雰囲気を醸し出す方ですが、芯が強いというか実は激しい人なんだなと言うことがよく分かるコラムでした。
実際、トヨタ自動車との提携を決断したのも竹中氏です。

今日のブログは出張帰りの新幹線から、アップしました。

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2008年3月27日 (木)

桜
BCGオフィスの向かいにある赤坂プリンスホテルの桜です。もう2・3日したら見頃かな。

私をかわいがってくれた叔母が亡くなりました。咲く花もあれば、散る花もあるということですかね。

これも携帯からのアップです。

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2008年3月26日 (水)

卒業式(続き)

さて、昨日の続きのMBA卒業生の話である。
こちらは6名全員、無事卒業である。よかった、よかった。

修士論文提出からわずか2ヶ月足らずの間にゼミ生が二人も人事異動になった。修論作成の最中に移動になった百々さんを含めれば、6名中3名という高い確率である。サラリーマンは大変だな。昔JALでサラリーマンをやっていた頃を思い出した。9年間で4つの職場であるから、平均2年強であった。しかも場所が、東京、オーストラリア、大阪、東京とバラバラだったな。

話が脱線してしまったが、終了式の後は会議室を使った歓送会である。みんな、無事卒業したという開放感からか、大変賑やかに近況を交換したり、先生との会話を楽しんでいた。

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歓送会の最中に他の卒業生にとってもらった内田ゼミの面々

もちろん、卒業式で学校とのお別れではあるが、ビジネスマン人生としてはこれが実は再スタートということはみんな強く意識しているのではないかと思う。

さて、こちらは夕方研究室に寄ってくれた時の記念写真である。彼らからも寄せ書きと記念品をもらった。ありがたい。

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手作りの額縁入りの立派な色紙である。
額縁が立派な割に中身の文章が稚拙なのが、先生としては気になる。

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研究室で、ゼミの卒業生に囲まれて・・・。
教師として一番幸せなときかな?

記念品は私の大好きな文房具ということで、世界で数量限定のパーカーの万年筆だった。写真を撮り忘れたので、ここでは紹介できないが黄色の派手な奴だ。どうもありがとう。
また、学部生と同様にゼミ生とおそろいの記念品を頂いた。名入りの革製ブックカバーだ。
大事に使わせてもらいます。

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Sotsugyoshiki010


春は卒業のシーズンでもあるが、入学のシーズンでもある。彼らが巣立っていくのと交代で、新しいゼミ生がやってくる。これはこれで育てる楽しみがある。さて、さてどんなメンツがやってくるのであろうか?

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卒業式

今日は早稲田大学の卒業式の日です。(今日とは昨25日のことです)
私にとっても初めての卒業生を送り出す日なので、少し高揚していました。

昼過ぎから大学院(ビジネススクール)の卒業式(正確には学位授与式と呼ぶらしい)があり、その後学部生の歓送会に顔を出し、それから大学院生の歓送会に戻って、最後は研究室で学部生に学位記(卒業証書のようなものだが、実はなんだか分かっていない)を授与した。行ったり来たりで結構忙しかった。

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卒業証書(修了証)を手にしたゼミ生浅野さん

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研究科長から修了証を受け取るゼミ生岡井さん

ここまでは大学院の卒業式、この後は学部の行事(正確に言うと本当の卒業式は全学のものが午前中に終わっている)

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賑々しい、商学部の歓送会@大隈講堂

学部の学位授与式はゼミ単位で行うために、私の研究室を使って、学部生の卒業生&同期だが今年は卒業しない人たちが集まり、和気藹々の雰囲気の中でお別れを行った。
学生たちからは、写真のようなユニフォーム(名入り)と寄せ書きが贈られた。
彼らもなかなかやるもんだ。

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実は留年のため卒業しない人も含まれる学部ゼミ生一同

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ゼミ幹事長の菅原君とゼミ生からの色紙

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記念にもらったゼミ生とおそろいの特注サッカーユニフォーム
胸のところに「UCHIDA First Children」と入っている
背番号はもちろん実力を反映して10番である。

彼らも初めての経験でいろいろ学んだと思うが、それ以上に私の方が学ぶところの多い2年間だった。

特に学部のゼミ生は、始め社会人と同じように大人扱いし、自主性に任せたら、これはうまくいかなかった。やはり、若いうちはある程度、ガイドしてやらないと彼らも自分たちをどうマネジして良いのか分からないようだ。このあたりは良い勉強になった。

私が教育者として出来ることはきわめて限られているが、後は卒業生たちが自分で自分の人生を切り開いていくのを遠くから見守るだけだ。すんなりいくヤツもいるかも知れないが、大半はいろいろな困難にぶつかって悩んでいくはずだ。そうした壁にぶつかることで、初めて自分が成長すると言うことにいつか気づいてくれればいいなと思っている。

学部の学位記を渡して名残を惜しんだ後に、再びビジネスクールの学生たちが、お別れの挨拶に寄ってくれて、いろいろな記念品をプレゼントしてくれた。その件については、また明日。

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2008年3月24日 (月)

仕事復帰

本日より、仕事に復帰しました。
多くの方にスケジュールでご迷惑をかけてしまい、申し訳なかったです。

まだ、完全復調ではないので、夜の会食や週末のゴルフなどはできませんが、とりあえず昼間の仕事から開始します。

明日は、大学の卒業式なので、間に合って良かったです。学部・大学院とも私のゼミでは初めての卒業生なので、そこに私がいないとしゃれにもなりません。
卒業生の皆さん、ご心配をかけました。

個人的には、「もう若くはないのだから、今までと同じペースでやっているとダウンしますよ」という天の声を聞いたと思って、少し自重しながら、やりたいことをやっていこうと改めて思う、良い機会になりました。

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2008年3月20日 (木)

ダウン

ご無沙汰です

急病になってしまって、床に伏せってます。と言っても入院ではなく、自宅で静養です。腸の病気なので、食事がきちんと取れずに、外に出ることができません。少なくとも今週いっぱいはアウトです。

今日は私のコンサルタントの師匠であった堀紘一さんの息子の結婚式だったのですが、そちらも出席かなわず、残念でした。

ここのところ、大学が春休みと言うこともあり、外によく出かけていたりしたので、その疲れが出たようです。

と言うことで、しばらくブログと遠ざかってしまいましたが、実はこの間書きたかったことは結構ありました。

3月16日 我が友・野村編集長による日経ヴェリタスが創刊されました。創刊号は80ページの大作です。
元々準備されていたと思われる企画もの、たとえば銀座の土地に関する特集などに加えて、直近の日銀総裁不在や急激な円高などにも触れており盛りだくさんの内容です。
一つ一つの記事は読み応えがあって良いのだが、内容が多岐にわたりすぎて、もう少しフォーカスが欲しいと感じました。創刊号だから力が入りすぎていて、しかたがないかも知れません。個人的にはもう少し、長期視点で資産運用に役立つ記事やアドバイスが欲しいと思いましたが、どんな特色を出してくるかは、もう何号か様子を見ていきたいと思っています。

Veritas

3月17日(月)の日経新聞朝刊には、人脈追跡がBCGのOBの特集で、私もその一員として紹介された。しかし、そのことよりうれしかったのはBCGのOB(BCGでは卒業生と呼ぶ)が日本のビジネス社会で数多く活躍しているということが、日経新聞という力のある媒体を通じて日本のビジネスマンに知ってもらうことができたことだった。
私はかねがね、BCGは学校のようなもので、したがって出入り自由な組織であるということを言い続けてきた。その成果がようやく出てきたのではと思い、うれしく思っている。

Bcgob

他にも書きたいことはあるのですが、あんまり根を詰めると行けないので、今日はこれくらいにしておきます。

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2008年3月14日 (金)

ZOPA

先日(3/7)の日経新聞に、
「個人の資金貸し借り、ネットで仲介
英ゾーパ、日本進出
10月にも事業開始」
という小さな記事が載っていた。

一言で言えば、小金を貸したい個人と小金を借りたい個人を仲介する事業である。
個人的にはこれは大きな流れになるのではと思っている。

問題は、
1)資金の出し手がいるか
金を貸してみたいという個人がたくさんいなければ成り立たない
大口投資家であれば一人でも良いが、何千人・何万人という個人投資家を集めて初めて成り立つビジネスである。
2)借り手がいるか
いくら貸し手がいても、ネットで借金を申し込む人がいないと話は始まらない
3)焦げ付きのリスク
貸し手が個人なので、元本が毀損するようでははやる可能性はない
4)事業主(仲介者のこと)がsustainableか
事業として、継続可能で利益を上げることが出来なければ長続きしない

1)の貸し手については、銀行に預けても、コンマ何%しか利子が付かない。一方で、株式投資や不動産はリスクが大きい。あるいは元手として大金が必要である。
わずか数百万円の金でも有利に運用したいと考える個人は多いはずだ。したがって、貸し手には困らないはずだ。

細かい解説は省くが、ネットの特性を利用すればこうしたPtoP(ピアツーピア:個人間の直接取引、CtoCとも呼ばれる)は十分ビジネスとして成り立つと思う(注)。すなわち、4)は問題がなさそうだ。

問題は2)だが、我が国では個人のちょっとした借金は消費者金融とクレジットカード会社に限られ、銀行から直接借りる手段はきわめて限られる。住宅ローンや車のローンのように担保があったり、使途がはっきりしたものは銀行でも借りられるが、用途が不特定のローンはあまり普及していない。となると十分ニーズはありそうである。後は消費者がこうしたネット上の取引をどれくらい敷居が高いと感じるかであるが、少額であれば十分可能性があるのではないか。

3)の焦げ付きリスクであるが、これは正直どれくらいになるか分からない。
新聞記事ではイギリスの場合は貸し倒れ率は0.1%くらいと書いてあるが、日本ではこの率は難しいのではないか?しかし、0.5~1.0%位でとどまるのであれば十分成り立つと考えられる。
もちろん、個別の焦げ付きに対する対策は別途必要で、本家のゾーパでも分散貸し出し、保険制度の導入でこうしたリスクを低減しているようだ。

貸し手にとってどれくらい有利な投資になるかであるが、銀行預金や債券投資よりリターンの良い投資ではあるが、イギリスの場合は貸出金の上限が500万円くらいにセットされているので、これで大金持ちになるのは無理だ。

(注)もし、PtoP型の事業について興味がある方は、私の書いた「CtoCの仕組み革新-バリューチェーン型からネットワーク型へ:eBay-」という記事を参照ください。
eBayを事例にコミュニティ型のビジネスがなぜ有望で、どのような競争原理になるのかを取り上げています。
嶋口充輝編「仕組み革新の時代」有斐閣の第8章p211に載っています。

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2008年3月13日 (木)

ロマンスカー都心乗り入れ(続き)

先日紹介した小田急のロマンスカーの地下鉄乗り入れ について、日経BPの動画サイトbptvで貴社による試乗記が公開されている。興味のある方は是非ご覧ください。
http://bptv.nikkeibp.co.jp/
2008/3/4付けの記事です。

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2008年3月12日 (水)

幻の電子マネー

先日紹介したICテレホンカードと同じく、日の目を見なかったICカードがある。10年くらい前に各地で実用実験が行われた電子マネーである。

私の手元にも「VISA CASH」と呼ばれて、渋谷地区で大々的に展開された電子マネーの現物が残っている。
Visacash

これは、よく見ると左上にDisposableと書いてあって、使い捨て型の電子マネーである。もちろんチャージ型のものもあった。名前の通り、クレジットカード会社のVISAカードが電子マネーの普及を狙って大々的に展開したものである。

このカードがなぜ普及しなかったかといえば、ユーザーのメリットが少なかったというICテレホンカードと同じ理由に突き当たる。

  • まず、使える店が限られていた。そうなると小銭と併用せざるを得ない。
  • 今のように携帯電話が普及していなかったので、チャージするためにわざわざチャージできる場所(数カ所しかなかった)に出かけないとならない。
  • また、残高を確認するのも面倒くさく、チャージ機で確認するか、購入するときにお店で確認するしかなかった。
  • 全国どこでも使えるわけではなく、渋谷だけ、新宿だけあるいは大宮だけのように地域限定で実験されていた。しかも実験主体が異なっていた(と言うことは企画や仕組みが異なっていたということ)
  • 既に存在する何らかのカードに機能が追加されるのではなく、全く新規にカードを購入(手に入れる)必要があった。
  • あまり、人に見られたくないものを買う場合に、身元がばれてしまう懸念があった。(別に法に触れるものでなくても、ある種の週刊誌、嗜好品など自分の購買履歴を知られたくないものは結構ある)


ここでの結論も、ユーザーにメリットの見られない独りよがりの仕組みは成功しないということである。
ただし、他に代替手段があると言うことが条件であり、独占的な事業を営んでいる場合はその限りではない。上記の例でいえば、現金やクレジットカードという代替手段が存在したために普及しなかったのである。

ということは、テレホンカードの場合も、磁気式カードと公衆電話をすべてICカードに変えてしまえばユーザーは否応なしに移行したと思われる。

ところで、こんな10年も前の電子マネーを何で今も持っているのだと不思議に思う方もいるかも知れない(普通は気にしないと思いますが)。
結構収集壁があるのです。
小学校時代に貯めた電車の切符も実家のどこかに残っているはずです。
もちろん、切手収集もやってました。これは、どこに行ってしまったか不明です。

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2008年3月10日 (月)

水族館

水族館
沖縄にゴルフに来ています。ついでに水族館に行ってきました。
そのときの写真です。
デジカメもPCも持っていかなかったので携帯からのアップです。

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2008年3月 8日 (土)

サプライヤーロジック

昨日タクシーに乗ったら、後部座席の広告ポケットにこんなチラシが載っていた。

Ic001

要するにNTTがICテレホンカード用の公衆電話サービスを終えるに当たって、未使用のICテレホンカードがあれば、使えるテレホンカード(テレカ)に交換しますよ。というお知らせだ。
皆さんICテレホンカードを使ったことがあるだろうか?
偽造テレホンカードに手を焼いたNTTが磁気の代わりにICチップを埋め込んだ安全性の高いテレカとして導入したものだ。

Ic002_2

ところが、全く普及せずに結局廃止の憂き目を見るに至った。
新しい技術(IC)が古い技術(磁気)に置き換わったというか逆戻りした珍しい事例である。それではICカードが問題なのかと言えば、もちろんそんなことはない。
同じ時期に同じように磁気カードからICカードに変わって、テレカとは逆に大成功を収め今日もまだ進化し続けているカードがある。イオカード改めSUICAである。

Suicaの方が非接触式のためICテレホンカードに比べて多少使い勝手は良いが、技術的にはどちらも同じようなものであり、いわゆるICカードである。
それではなぜ、片方が廃止され、片方はますます発展しているのであろうか?

内田流の解釈は、ICテレカはNTTにとってのメリットは明確だったが、消費者には磁気式と比べて特段のメリットがなかった。それに対して、Suicaの方は消費者に明らかなメリットがあったためである。
もう少し具体的に言えばテレカは偽造で被害を被っていたNTTが自分たちにとってメリットの大きい(すなわち偽造しにくい)ICカードを入れたのに対して、消費者から見ると従来の公衆電話では使えないICテレホンカードは却ってサービスレベルが劣る商品だったと言える。ちまたに磁気カード用の公衆電話とICカード用の公衆電話が混在していたのを覚えている人もいるかも知れない。
JRの方はもちろん事業者のメリットもあるが、それ以上に消費者の利便性が向上したことが上げられる。例えば、定期を使って乗り越しした場合は、従来は精算窓口で支払いをしなくてはいけないのが、チャージさえしておけばそのまま改札を通り抜けられるとか、あるいは定期券を紛失した場合再発行してもらえるとか、明らかに従来の磁気カードより使い勝手が良かった。

こうした基本機能の充実があって、初めて電子マネーとしても普及したのだと思う。
今やクレジットカードになったり、携帯電話に組み込まれたり、私鉄と相互乗り入れになったりととどまるところを知らない。Edyに代わって電子マネーのスタンダードになるのではないかという声すらある。ICテレホンカードの末路とは大きな違いである。

新しい製品を発売したり、新しいサービスを提供する場合は、事業者側の論理(サプライヤーロジックという)ではなく消費者側の論理(ユーザーロジックという)が大事なことを表す好例である。

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2008年3月 6日 (木)

買えるけど、買えないもの

今買いたいと思っているけれど、買えないでいる商品がマックの最新型ノートの「Mac Book Air」だ。

Macbookair Macbookair002
出所:アップルのホームページ

銀色のボディで、宇宙船みたいにクールだ。とにかく格好いい。不思議なのは、実際の重量は1.36kgしかないのに、実際に持つと結構重い。質感があるために重く感じるというのもあると思うが、あまりに薄いので持つ前に軽さを予想すると裏切られるというのが正解なのだろう。

価格は22万円からと、安いわけではないが、もちろん買えない金額ではない。それではなぜ買えないのかというと、買っても使い道がないためた。

何で使い道がないかと言えば、簡単なメールを見るのであれば携帯電話で十分であるし(注)、出張や出先でのプレゼンには重さ1kgで1年前に買ったソニーのVAIOtypeGがある。また、スケジュール管理や住所録には100数十グラムしかない、ソニーのクリエがある。

使い道がないので、買えないでいるMac Book Airだが、誰か私の使い道を教えてください。あるいは大義名分が欲しいと思っています。

そうでないと、大学の研究室の机の上で使うだけなら、MacBookPro(あるいはもっと安いMacBook)の方が、使い道が多く、そちらを買うことになってしまう。

(注)携帯でPCメールが使えるリモートメールというのをご存じですか?
携帯からPCメールのサーバーに直接アクセスするために、長文のメールも添付ファイルもOKです。月300円くらいかかるかも知れませんが、どこにいても携帯でPCメールが見られて、返事もPCからのメールとして出せるので急ぎの時は便利です。

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2008年3月 5日 (水)

踊るロボットと働くロボット

先月19日の日経新聞「新風シリコンバレー」というコラムに日米のロボット開発の姿勢の違いが取り上げられていておもしろかった。

シリコンバレーにある「エニーボッツ」という会社ではモンティという家事をこなすロボットが開発中と紹介されている。

CEOのブラックウェル氏によれば、日本では踊ったり、楽器を弾いたりと娯楽性の高いのロボットが注目を集めているが、彼は「人間を単純労働から解放する家事ロボットこそ世界を変える」と言い切る。

さらに「ロボットは友達にはならない。退屈な仕事を任せ、その分、人間は人間とのつきあいを大事にすべきだ」と主張する。

日本ではホンダのアシモやトヨタの踊るロボットが注目を集めているが、彼はそこにはニーズがないと思っているようだ。あるいは単に技術力で日本のメーカーにかなわないから、家事ロボットに逃げているのかも知れない。しかし、技術ではプレイステーションにかなわないので、使い方で勝負してソニーを負かした任天堂のDSWiiに似た話だなと感じた。

もちろん日本のメーカーも楽器が弾けて、踊れるロボットを開発することが最終目標ではなくて、病人や高齢の人間を補助できるロボットや工場で人間の労働者の代わりが務まるロボットを開発しているとは思います。でも何となく、メカの技術重視の考え方で、かつて洗濯機や掃除機が主婦の家事を楽にしていったのとは進んでいる方向性が違う気がします。

私は、生産現場でのロボットや健康でない人が健常者のように動き回れることをサポートするロボットについては、進歩のイメージがわきますが、健常者をさらに楽にするロボットがどこに行くのかは、あるいは行ってはいけないところがどこにあるのかよく分かりません。

個人的にはメカには興味があるがロボットのペットには興味がない。ペット型のロボットが結構売れているという話を聞くと、飽きが来ないのかなと心配になる。じゃあメカは飽きが来ないのかって?もちろん、飽きます。でも飽きたら、メカは取り替えればいいけれど、ペットだったらそうはいかないでしょう。それとも、簡単に取り替えられるからメカのペットや友達がはやるのかな?

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2008年3月 4日 (火)

船出

再来週の日曜日(3/16)に日経新聞から新しい新聞が創刊される。日経ヴェリタスである。
形の上では、休刊になった日経金融新聞に変わる媒体と取られているが、実際は全く違う。いろいろな意味でこれまでにない新しいタイプの新聞である。

  • 一つ、金融に特化(この部分は日経金融新聞と一緒)して、投資情報を提供
  • 一つ、週刊
  • 一つ、いわゆるクォリティーペーパー(部数の多い全国紙や大衆紙ではないという意味)
  • 一つ、高価格(一部500円)

皆さんもご承知のように、日本では投資のアドバイスは証券会社からもらうというのがこれまでのパターンであるのに対して、アメリカでは投資あるいは個人の資産運用は個人の自己責任(own risk)という考え方が発達しており、そうした個人投資家のための情報誌がいろいろある。その中の一つにバロン(Barron's)という週刊新聞紙があり、投資家の間で高い評価を得ている。週末にはコーヒーを飲みながらバロン片手に投資のプランに思いを馳せるというのがニューヨーカーの投資スタイルらしい。
日本でこうした良質の金融情報を手に入れたいと思っている個人投資家がどれくらいいて、そのうちどれくらいの人がこうした情報誌に金を払うのかはよく分からないが、是非成功して欲しいと思っている。

なぜそんなことを言うのかといえば、何を隠そうこの日経ヴェリタスの編集長を引き受けているのが古くからの友人の野村裕知氏であるためだ。
彼はこれまで、日経新聞のニューヨーク特派員、関連会社の日経BPでは日経ビジネスの編集長、日経新聞に戻ってからは証券部長などを歴任している。

もちろん、私は定期購読を申し込んでいる。
皆さんも是非、買ってみてください。読んだら、感想を聞かせてください。
その結果は編集長にフィードバックします。

下の写真は地下鉄の駅の広告である。これ以外にも、チラシやネットで広告を見た方がいるのではないかと思う。

20080304

ちなみに野村さんには、早稲田のビジネススクールに来てもらって、ゼミで講義をお願いしたこともある。その時の内容については、2007年7月15日ブログ「現代の経営者に求められるもの」を参照ください。

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2008年3月 3日 (月)

ポケットのノート

一昨日の日経新聞交遊抄は、作家の梯由美子(かけはしさんと読む)さんだった。梯さんは第二次世界大戦で全軍玉砕した硫黄島の総指揮官だった栗林忠道中将を扱ったノンフィクション『散るぞ悲しき』を書いた人だ。

その梯さんがポケットのノートと題して取り上げているのが、いつもポケットに小さなノートを入れていた作家の東君平から梯さんへのアドバイスだ。
編集者だった梯さんが編集社を辞めて作家になるに当たって、こう言ったそうだ。
「筆を汚してはいけませんよ。」、「お金がなくなったら友達に借金するか男を騙すかしなさい。おかしなものを書くよりずっといい。」

こういう話が大好きだ。
プロなら、この心意気で仕事をしないと、プロじゃない。

このアドバイスをしてくれた半年後に東さんはわずか46歳で亡くなったそうだ。
新聞には作家とだけ書いてあったが、ネットで調べてみると、童話を書いたり、切り絵を得意としていたらしい。

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2008年3月 1日 (土)

衣替え

ブログパーツという、ブログを使いやすくする、あるいは格好良くするツールがある。それを使って、私のブログも改良を試みた。
とりあえず、3つのパーツを用意した。と言っても、すべて人様の作ったものを活用させてもらってるだけですが・・・。

ひとつめは右上のカレンダーである。過去にさかのぼってカレンダーを表示できるようになったので、先月の中頃の記事を見たいときなど便利です。
二つ目は、私のブログが更新されると皆さんの携帯電話にお知らせが行くツールです。そんなニーズがあるのかどうか分かりませんが、とりあえずつけてみました。
3つ目は私のブログ内を検索できるツールです。これが一番便利かなと思っています。そういえば内田がこんなことを言っていたな、あれっていつの記事だっけと言うのを簡単に調べることが出来ます。

こうしたツールについても感想、ご意見があればお知らせください。

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