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2008年1月30日 (水)

自分との闘いの向こうにあるもの

昨晩遅くNHKで茂木健一郎さん司会のプロフェッショナルの特別版でMLBのイチローを取り上げていた回の再放送を見た。

その中でイチローがおもしろいことを言っていた。
イチローは昨シーズンの前までは、自信がないので自分との闘いと言っていたというのだ。それがようやく人と戦う自信が出来たので、2007年は人に勝つと決めたのだというのだ。
確かに以前のイチローはインタビューの度に、何を聞かれても「自分との闘いですから」と答えていたのは、私はたいした自信でかわいげのない奴だと思っていたのだが、実はそうではなくて人に勝つ自信がまだなかったので自分との闘いだと言い続けてきたそうだ。
人と戦うのは本当に大変で当時のイチローは自分がそこまでいっていなかったので、自分との闘いと言い続けてきた。でもようやく人と戦うところまで来たと確信できるようになったので、そう宣言するようになったそうだ。
だから、去年は相手に勝って首位打者を取りたかったのに、それが出来なかったのが悔し涙につながったのではないかと自己分析していた。

これまで、まず他人との戦いが先にあって、それに勝つためには最後は自分との闘いがあると思っていたのであるが、イチローの話を聞いて、その逆も十分あるのだなと思い直した次第である。すなわち、自分との闘いに勝てるようになって、初めて他人と勝負できるようになるという話である。
プロフェッショナルの真髄を見た気がする。

もちろん自分はコンサルタントのプロだ、だから顧客に最高の仕事を提供する自信もあるし、顧客の期待に応える自信もあった。しかし、自分が仕事に臨む際に、そこまで突き詰めて考えていたかというと自信はない。ただ、自分の仕事に絶対の自信を持っていたことは事実だし、そうでなければ顧客の命運がかかった提案をする資格がないと思う。もちろん自分で納得がいく仕事が出来なかったときにそれをやり直す勇気や、他人から批判されたときに謙虚に聞く耳を持たないと、自己満足に終わってしまう危険性もある。
自分でも何を言っているのか、はっきりしないところがあるが、一つだけ確かなことは、昨晩のテレビを見て私のプロ魂にも火がついたということだ。

ちなみにプロフェッショナルの司会をやっている住吉さんのブログにも、今回の放送へのコメントがたくさん書かれている。興味がある人は覗いてみたらどうだろうか。
http://www.nhk.or.jp/professional-blog/100/6636.html

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コメント

理科系へ行って留学までさせてもらったのにダメだった茂木健一郎が、文科系に落ちてきてメディアに乗せてもらって荒稼ぎをしているのには、あきれはてた!東大ですらとにかく入りやすい理学部や工学部から毎年毎年モノにならないやつが相当数文科系の学部に落ちてくる。才能がない彼らは日本で優雅に食える文科系に転部してくるのだ。茂木健一郎も理系にいられずに途中から試験もなしに2年間文系にもぐりこんだその実態は落ちこぼれのやくざである。東大の学者が、非常に優秀な新井泉さんを強制的に監禁虐待して食事も睡眠も奪い取って、新井泉さんの人生も健康もむりやり破壊した。凶悪な彼らが捕まらないのをいいことに、やくざの茂木が次々に対談をセットする極悪国営放送どもと共謀して何の罪もない新井泉さんを暗殺しようとしたのだ。神といわれるほど天才の新井泉さんを虐殺してしまえば、あとは国営官庁や国営企業に入れてもらった凶悪犯どもだけが優雅に暮らせると毎日毎日強盗殺人を談合してやっている。公務員やマスコミ人になると何の罪もないヒトを殺して口封じできるのだと無能学者というよりも学者ですらないやくざ茂木が凶悪犯罪を犯しまくって栄耀栄華を楽しんでいるが、暴力団とつるんだこんな卑劣な極悪人を早く滅ぼさなければならない。

投稿: 真由美 | 2008年2月19日 (火) 19時29分

Jさんへ

久しぶりです。
良いコメントですね。
プロフェッショナルとして優れていても、リーダーとしてはどうかという視点ですよね。
ハッとさせられました。

コンサルタントでもあるレベルの仕事をやらせると120点なんだけれど、ワンランク上の仕事をやらせるとなぜか30点になってしまう人っていますよね。

イチローが成績で見れば一流の打者・野手だが、彼ははたしてチームプレーヤーなのか、あるいはリーダー(例えばキャプテン)になりうるのか、あるいは期待するべきなのか、すべきでないのかと言う問題提起だと思います。
あるいは成績はもう少し悪くても、フォア・ザ・チームの選手の方が良いプロ野球選手なのかということですね。

ブログの読者の方はどう考えますか?

投稿: 内田和成 | 2008年1月30日 (水) 17時13分

この番組は見ることができないのですが、イチロー選手について少し違った感想をと思います。

それは、この選手は上手だけれども、チームで優勝しようという気がないのかな、野球はチームスポーツなのに、ということです。つまり所属チームにおいてリーダーシップを発揮できないのか、ということ。

彼ほどの実績であれば、もう個人タイトルや数字などは「卒業」しててもいいのではないか...むしろ自分の周りの人に働きかけ、集団全体でパフォーマンスを上げるというリーダーたることの方がはるかに大変ですし重要でないか。アソシエートが自分で頑張ってバリュー出すのに対し、マネジャー・パートナーがチームという他人を通してバリューを最大化するということに重なるような...

オールスターやWBCのような選ばれた選手による期間限定のチームではなく、自分が今いる(普通の)チームでリーダーシップを発揮してこそ一流といえるのではないでしょうか。イチロー選手の場合、アメリカが長くなった現在、英語云々はもはや関係ない、というより言い訳にしてはならないと思います。

Aロッドは「過去のMVP全部返上してでもチームで優勝したい」と言います。そこに意識が行かないと、せっかくのイチロー選手もただボールを打ったり取ったりが上手な個人選手に留まり、アメリカで見る人をimpressをすることはあっても(残念ながら)respectされてはいない今の状況から変わらない気がします。

番組の中でチームにおけるリーダーシップについて、何か取り上げられていましたか?

投稿: J | 2008年1月30日 (水) 09時00分

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