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2007年12月12日 (水)

ゼミ生紹介最終回

しばらく中断していたゼミ生紹介であるが、最後に紹介するのがアステラス製薬人事部の百々さんである。百々と書いて「どど」と読む。

大変「人の良い」男で、大きな身体を申し訳なさそうにしながら、教室や研究室の椅子に座っているのが印象的だ。でも学習意欲はとても高く、たくさんの講義を取ってしっかり勉強している。

彼は入学当時は営業関係のスタッフであったが、今年の秋から人事部へ異動となった。修士論文の作成と人事異動が重なったために時間のやりくりに苦労しているようだ。まだ若く、平社員
(だと思う)なので、いろいろ大変なのだろう。

修士論文のテーマは一言で言えば、同じような薬を出しているメーカー同士が激しい競争を展開した方が、自分一人でマーケティングするより市場が活性化して市場拡大につながり、結果として両者とも得をするという話だ。

従来の競争戦略では市場はゼロサムなので、両者が熾烈な競争をすればするほど、どちらかが勝つかあるいは両者痛み分けになってしまうというのが常識であるから、結構ユニークな論文である。

まだ小さい子供を抱えての二足のわらじは大変だと思うが、頑張ってください。

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