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2007年11月20日 (火)

創造力感想文(続き)

創造力の感想文をたくさんもらっています。
皆さん遠慮っぽくて、ブログにアップしてくれないので、一部を私の方で転載しています。

まずは、以前早稲田のビジネススクールで私の講義を取ってくれた植木さんからです。

「読み終えた多くの方々がこの本を通じて多くの示唆を得たように、私もこの本を通じて改めて確信したことがありました。

 それは、今後、社会や経営のリーダーを目指すものは、仮説思考力を身につけるべく、常日頃から仮説思考力を鍛える訓練をしなくてはならないということです。

「創造力」P255にこのようなことが記されています。
「リーダーは、部下からの新しい提案の相談を受けたときに、そのアイデアの着想の実現可能性を認識させることである。実現可能性を立証するには、その着想全部をやってみる必要はなく、それが可能であることを示すだけでよい。ポイントがどことどこにあるかを要領良く見つけて、そこさえ押さえれば可能性が立証できることを担当者に教えてやる。」

 つまり、部下から提案を受けた際に、上司に仮説思考力がなければ、実現可能性を判断することができないために方向づけをしてやることができない。結果として、せっかく貴重な提案もふいになってしまっているケースが、多くの企業の中で見られるのではないでしょうか。今では社員が新たな商品やサービスを提案できる提案制度のような類のものを取り入れる企業も増えていると聞きます。しかし、そもそもリーダーや上司に、部下からの提案を受け入れられる能力(実現可能性を判断できる能力)がなければ、単なるハコモノに過ぎません。肝心なことは、新しい提案からインパクトある成果を上げたければ、その前に「リーダーや上司は、仮説思考力を身につけるにはどうしたらよいか?」という大論点に対する打ち手を考えないといけないことです。」(以下略)

次に蒲池さんからです。

「お礼のご返事がおそくなり、申し訳ありません。
「創造力」読ませていただきました。
創造力の出発点である「個性(人間性)」を尊重し、
労働に影響する「働く」「考える」「喜ばれる」の3要素
をうまく循環させ、組織を活性化させ運営していく。
その実現にはリーダーの役割が重要である。
ということが、特に印象に残りました。
「自分個性を主張しながらも、他者の個性を認める」
ということも、自分がリーダーになったときには
一番肝に銘じておきたいことです。

2回読みましたが、何度でも読み参考にさせていただきたいと
思います。
この度は、素晴らしい本を無償で送っていただきありがとうございました。そして、ご返事がおくれましてすみませんでした。

わたしも、地方で働いており、大学院などアカデミックな所に
通えませんので、先生のブログいつも拝見し参考にさせて
いただいています。今後もお仕事頑張ってください。

最後に、お忙しいところ恐縮ですが、
「リーダーシップ」で一番重要なものはどんなこととお考えですか?
是非、参考までに聞かせてください。
ちなみに、私は「決断して、責任をる」ことだと思います。」

蒲池さんの問に対する答えは、一義的というか直感的には「決断して、実行すること」と思いますので、蒲池さんの意見にかなり近いです。しかし、最近はそれ以上に、後継者を育てる、あるいは組織が継続的に機能する仕組みを作ることが、もっと重要かなと思うようになりました。人物的には大嫌いですが、徳川家康がその資質に優れていると思います。

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コメント

創造力を送付した森本さんから以下の感想を頂きました。

本日、創造力を読み終えましたので、せめてものお礼として、私の感想を送らせていただきます。

私は、現在大学3年生でマーケティングのゼミに所属していて、ゼミをまとめる立場の、幹事をしているのですが、日ごろから、ゼミを生き生きとさせるにはどうしたらいいんだろうと考えています。
そういう理由から、私がこの本の中で最も興味を引かれたのは、第4章の「どうしたら人は活かせるか」のチームワーク論の部分です。

この部分から得られた気づきを感想としてまとめたいと思います。
その気づきというのは、長所というのは、人の個性が活きたときの個性の見え方であって、短所というのは、個性が裏目に出たときの個性の見え方なんだ、ということです。
つまり、長所短所というのは、個性の見え方なんだなぁと。
なので、人の個性はちょっとやそっとじゃ変わらんなぁと、人の個性を認め、その個性が活きるフィールドを見定めて、そこをまかせていくことが、組織をまとめる立場の役割だと思いました。

ゼミの運営にこの気づきを活かして行きたいと思います。

投稿: 内田和成 | 2007年11月25日 (日) 22時27分

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