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2007年2月19日 (月)

Great Place to Work (働きがいのある会社)

本日発売の日経ビジネス最新号に「働きがいのある会社」特集が載っている。アメリカのGreat Place to Work(GPTW)という組織が日本企業対象に行った調査の結果である。
その日本版ランキングで栄えある1位に輝いたのがリクルートエージェントという会社である。私のゼミ生の一人が勤務する会社である。人の会社ではあるが、うれしい結果である。ちなみに2位から5位までは外資系企業でした。

何をもって働きがいとするかは大変難しいが、この調査では信用:従業員を経営者が信用しているか、尊敬:経営陣が従業員を大切な人として尊敬しているか、公正:適切な評価や処遇がされているか、連帯感:自分の所属する組織に連帯感があるか、誇り:従業員が自分の仕事や会社、商品・サービスに誇りを持っているかの5項目を評価している。

これはこれでよいのだが、もっと簡単な言葉で働きがいのある会社を語れないものだろうか?
たとえばBCGでも、毎年従業員の満足度調査をやっている。その中で私が良いなと思っている質問がある。
「自分が、今の会社に入った後に知ったことを入社前に知っていたとして、やっぱりこの会社に入りますか」という質問である。
あるいは、これに近いのが「自分の大変仲のよい友達や家族にこの会社への入社を勧めますか」というものもある。
社員がこうした質問に自信を持って「Yes」と言える会社を目指したいものである。

皆さんの考える「GPTW」とは何でしょう。是非考えをお聞かせください。

追伸 日経ビジネスの特集ではアメリカ版GPTWが載っているが、そちらのベストテンは見てのお楽しみ。

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コメント

Hiroさんへ

確かに自分が成長すると現在の会社や今与えられているポジションでは成長余力がないと感じることがあるのかもしれませんね。

良い会社を個人的に定義すると、「他社がその人にたとえ倍の給料を払うと言っても、『私はこの会社にいた方がおもしろい仕事ができるし、成長できるのでこちらに留まります』といってもらえる企業」だと思っています。
この企業とその社員の間には「WIN-WIN」の関係が成り立っているわけです。個人が手にするものはやりがいと自己成長ですし、企業から見れば市場価格で採用するより遙かに安い価格で人材をキープできるわけですから。

投稿: 内田和成 | 2007年2月22日 (木) 21時57分

GPTWは、私の勤める外資系でも悩める課題です。

アメリカではかなり上位にランキングされており、外資にしては平均勤続年齢が高いといいつつも。。。という感じです。

「入社前に知ったら・・・」という質問に対しては、入りますとはきっぱり言えない自分が悲しいですね。

職務採用で、ローテーションもないため、仕事は自ら選択できるという意味ではやりたい仕事をできるということで、満足度は概ね高いです。

しかしマーケットリーダーではなく、ニッチャーであり、変化のダイナミズムがあまりないことと。しかも日本は支店であり、本社の意向が強く反映されることなど、、、

仕事のやりがいがあっても、同業他社の日本社のほうが仕事がおもしろいと感じる人が多いようです。(私含む)
結局のところGPTWには違いないのですが・・・

私も仕事のやりがいだけでなく、おもしろさを求めているのですが、実は年々求めるレベルが上がってきています。うなぎのぼりにあがるレベルのため、私にとって真のGPTWには一生巡りあえないかもしれないですね。

投稿: Hiro | 2007年2月22日 (木) 00時41分

平河内さんへ

そうですよね。自分の会社のビジネスを自分で利用したくないとか知り合いに勧められないということであれば、やはり組織・サービスに問題ありと言うことになるのでしょうね。
自分で金を払ってでも、自分の会社の製品を買いたくなると言うのは、大事なクライテリア(基準)になりそうですね。

投稿: 内田和成 | 2007年2月20日 (火) 00時12分

内田先生

先日以来、引続き拝見しております。
先生が書かれている、
「自分が、今の会社に入った後に知ったことを入社前に…」という角度は面白いですね。
思わず自分自身のことを考えてみました。
(自分だったらどうしただろうか…?と微妙な感情が起こります。)

働き甲斐というのとはちょっと違いますが、私の会社のクライアントであるホテルや結婚式場に行ったときなど、スタッフとの対話の中で「あなたは自分の結婚の時、この会社・式場で挙式をあげますか?」と聞くことがあります。良い会社、働き甲斐を持ったスタッフの方々はだいたい「そうしたい」と答えてくれます。なかなか上手くいってない場合が多いものですから、本音は…というほうが多いのですが。いかに働き甲斐を味わってもらえるようにするかが、蘇生の鍵だったりします。

投稿: 平河内祐二 | 2007年2月19日 (月) 19時39分

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