2012年5月13日 (日)

生物模倣

最近、テレビや新聞でよく聞く言葉に「生物模倣」がある。

先日のテレビ東京ワールドビジネスサテライトでも特集されていましたが、シャープの研究所では専門の研究員が動物や昆虫の生態を調べて、それを家電製品に応用する研究が進められ、既に洗濯機やエアコンなどが実用化されているとこのことです。

たとえばイルカの高速遊泳の原理を応用した回転機に十字のおおきな突起と四つ葉のクローバー状の突起を持った「ドルフィンパル」を新開発して、従来の回転水流に加え、タテ方向に強力な水流を生み出し、洗浄力と節水性をさらに高めそうです。詳細については、次のブログが参考になります。
http://pika2.livedoor.biz/archives/3906383.html

他にも”アサギマダラ”という蝶の羽を応用している扇風機も発売されているそうで、これは通常の扇風機であれば、外周に行けば行くほど羽が大きくなりスピードも出ているので風力が強くなるが、逆に中心に近づけば羽が小さいため風力が弱くなる。
それを蝶の羽を解析することで、羽の形を工夫し中心部と外周部で風力にあまり違いがないように出来たそうである。均一な風が送られるだけでなく、効率が上がって節電になるという。
これ以外にもシャープの生物模倣の成果はいろいろあるようで、下記の広報資料が参考になります。
http://www.sharp.co.jp/corporate/eco/csr_report/ebook/ebookj2011/book_swf.html?startpage=76


あるいはグローバルニッチの合い言葉で知られる日東電工では天井でも壁でも、どこでも吸い付けるヤモリの足を詳細に解析し、それを応用して少ない面積で強力な接着力を持つテープを開発しています。
http://www.nitto.co.jp/tapemuseum/trivia/vol02.html
最先端のカーボンナノチューブ技術とヤモリの足の構造がコラボして出来たなんて、何か夢があって良いですね。


この生物模倣、英語ではバイオミミクリー (Biomimicry)と呼ばれるそうだが、古くからある概念だそうだ。たとえば、ヘリコプターの原理を提唱したのはレオナルド・ダヴィンチといわれているが、彼はトンボの生態からこの発想を得たと言われている。
しかし、ここに来て生物模倣がより注目を集めているのは、生物の構造を詳細に解析する技術とそれを人工物で再現する技術の両方が共に発展したせいではないか。

そうなると、次に来るのは自然界の法則を経営学に応用する手法であるが、こちらはまだあまり聞いたことがない。一時ブームになった複雑系などは、こうした発想に近いかも知れないが、原理を解明して経営法則や方法論にまで高めたとは言い難い。誰が先鞭をつけるか、楽しみだ。

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2012年4月19日 (木)

早稲田会議講演会

日本を代表する企業のCEOに集まって、日本の将来や企業のあり方について議論してもらう早稲田会議が今年も5月16日・17日の2日間にわたって早稲田大学で開催されます。
内容については終了後、日経新聞紙上で後日公開予定ですが、早稲田会議を記念した講演会が5月16日(水)午前中に開催されます。


建機メーカーのコマツの会長で、コマツ復活の立役者として知られる坂根正弘氏に登場いただきます。氏は、ダントツ 経営を標榜していますが、弱みを補う程度ではグローバル競争に勝てない、強みを徹底的に伸ばすことが重要だと言っています。大変、面白い講演会になると楽 しみにしています
尚、講演終了後、私との対談も予定されています。

第三回早稲田会議 主催:早稲田大学 共催:早稲田大学ビジネススクール 後援:日本経済新聞社 2012/5/16 記念講演会

早稲田大学国際会議場 井深大記念ホール

入場無料・要予約

※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。

  • 「ダントツ経営」-日本企業がグローバル競争で勝負するためには、戦略とリーダーシップを語る- コマツ 取締役会長 坂根 正弘
  • 《略歴》
    コマツ(株式会社小松製作所)取締役会長、日本経済団体連合会副会長。
    1941年生まれ。島根県出身。63年大阪市立大学工学部卒業後、コマツに入社し、89年、取締役。90年小松ドレッサーカンパニー(現コマツアメリカ) 社長、94年常務取締役、97年専務取締役、99年代表取締役副社長、2001年代表取締役社長就任。就任直後、創業以来初の赤字に直面するが、構造改革 を断行し、翌期にはV字回復を達成。中国や東南アジア、アフリカなど新興国にグローバル展開を進める。2007年代表取締役会長、2010年より現職。 2008年デミング賞本賞を受賞。著書に『言葉力が人を動かす』(東洋経済新報社、2012年)

詳細や申し込みは下記のサイトをご覧ください。
http://www.quonb.jp/waseda_meeting/

ダントツ経営については、著書をお読みになるか下記のサイトのインタビュー記事をご覧ください。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110414/266976/?ST=business&P=1
 
コマツは、コムトラックスと呼ばれる、建機の稼働状況を無線で知らせるしくみを導入して、経営の効率を高めたことでも知られています。
こちらについては下記のプレスリリースをご覧ください。
http://www.komatsu.co.jp/CompanyInfo/press/2009100115553404076.html

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2012年4月17日 (火)

夜桜

家の近所のテニスコートが、なぜか桜をライトアップ。
家からの帰り道に思わずシャッターを押しました。

Sakura2012
道路の左サイドを写しました。

写真には写っていませんが、道の右サイドにも桜が咲いています。

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2012年4月10日 (火)

舟を編む

少し前に読んで感想をブログにアップしようと思っていた本が、三浦しをん著「舟を編む」だが、本日2012年度の本屋大賞に決まったというニュースを聞いて、慌てて紹介することに

Funewoamu

この本のすぐれている点は、辞書を編纂するというきわめてマニアックな世界を描きながら、辞書に人生をかけている人々の人間性に溢れる日常を結構ドラマチックに描いているところにある。

日頃あまり問題意識なく使っている辞書が実は非常に論理的でかつ地道な作業の積み重ねで作られていると言うことが分かっただけでも勉強になる小説だ。

加えて、ほんわかとした愛情物語も含まれており、結構楽しめる本に仕上がっている。読後感は、夏川草介「神様のカルテ」に大変似ている。

本屋大賞は知っている人も多いと思いますが、全国の書店員が顧客に読んで欲しい本を選ぶという賞で、過去にはテレビドラマになったものや映画化されたものも多い。
ちなみに昨年度の大賞は東川篤哉著『謎解きはディナーのあとで』(小学館)、これもテレビドラマ化された。
         
テレビは見ていないが、もちろん本は読んでおり、ごく気楽に読めるエンタテイメント小説だ。
書店員が選ぶだけあって、他の文芸賞とは違って、読みやすいものが多いのが特徴だ。

今年の賞の詳細下記のURLをどうぞ。
http://www.hontai.or.jp/news/index.html

http://www.hontai.or.jp/about/index.html

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2012年4月 9日 (月)

桜満開

家の近所の桜が満開です。

最近購入したパナソニックのレンズ交換式カメラGX1で何枚か撮影してみました。(ミラーレスという言葉は正しくないので、使いたくないのです…こんなところで意地を張っています)

全く使いこなせていないのですが、とりあえずアップしてみました。
Sakura000
ボリューム感が出ていると良いのですが…。

Sakura001
ボケは良いのですが、構図がいまいちです。

Sakura002
こちらは、隙間が空きすぎ?

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